「オキシ漬け」で“ほったらかす”だけ! 家事えもんの劇的にキレイになる掃除術【やってみた】

暮らし

2018/12/5

『ほったらかし掃除術』(松橋周太呂/SBクリエイティブ)

 街はすっかりクリスマスモード。ですが、それが終わるとあっという間に平成最後の年末に。年末の大掃除は頭を悩ます重要課題ですよね。でも、今年はいつもよりラクチンに掃除を終えることができるかもしれません!

『ほったらかし掃除術』(松橋周太呂/SBクリエイティブ)では、家事芸人「家事えもん」として活躍する著者が手軽に購入できる便利グッズを使った掃除術を紹介。ほったらかしておくだけであっという間にキレイになり、しかもそのキレイが持続する掃除術をたくさん紹介しているので、今年の大掃除に役立つこと間違いなしです。

 実際に、キッチン、バスルーム、トイレの掃除術を試してみました。

1、<キッチン>シンクに「オキシ漬け」の放置プレー(P.26)

 本書でも頻繁に使用され、“ほったらかし”掃除の基本中の基本アイテムであるのがこの「オキシクリーン」。酸素系漂白剤の1つで、これを使った「オキシ漬け」はSNSでも話題になっています。

「オキシ漬け」とは、40~60℃の湯4ℓにキャップ1杯(約28g)のオキシクリーンを入れてよく溶かした液に、20分~6時間漬けおきする方法のことで、あまりに手軽なうえに効果は抜群ということで、大注目の掃除術です。

 例えばキッチンでは、シンクを使ってこんなオキシ漬けができます。

 上記のような要領で作ったオキシ溶液に、汚れが気になるまな板、麦茶ポットやステンレス製のものなどをポイポイとシンクの中に入れて漬けて1時間ほど“ほったらかし”にします。この時、オキシクリーンをしっかり溶かすことが大切なので、底に溶け残りがないようにボウルなどでよく攪拌しておきます。

 1時間ほどオキシ漬けしたあとは、シンクからオキシ溶液を抜き、再び水を半分ほどため、その中でつけておいたものをスポンジでこすりながらすすぎます。

 また、桶代わりに使っていたシンクもスポンジでこすり、あとは流水ですすげば全部がピカピカに。漬けおきしたモノだけでなく、同時にシンクの掃除までできるなんて、忙しいときには嬉しいですよね。

 シンクに作ったオキシ溶液、実は漬けおきだけでなくコンロのパックにも使えるんです。

 オキシ溶液をボウルにすくい取り、ここにキッチンペーパーを浸します。これをコンロにペタペタと貼って1時間ほどパックをして放置するだけ。

 時間が経ったら水拭きして仕上げればこんな感じで、油汚れもスッキリ落ちて、こちらもピカピカに。わざわざ新たに溶液を準備する必要もなく、あるものを有効活用でき、シンクもコンロも同時に掃除ができてしまう、まさに一石二鳥な掃除術です。

2、<バスルーム>床一面にお湯をためてまるごと「オキシ漬け」(P.56)

 バスルームの床には体の皮脂汚れやせっけんカスなどがたまりやすく、気が付いたら黒ずみやヌルヌルが…。いつもならお風呂掃除用洗剤をつけたスポンジやブラシでゴシゴシして洗うのですが、簡単に汚れが取れなかったり、腰が痛くなったりして、なかなか大変な掃除の1つです。こんなときにも「オキシ漬け」の出番です。

 バケツなどに60℃の湯でオキシ溶液を作り、床一面にジャーっと流し、あとはこのまま4~6時間ほったらかして漬けおくだけ。床一面まとめてオキシ漬けしている景色は壮観です。臭いが気にならないオキシクリーンだから、これだけ広い面を漬けおきしても全く問題ありません。

 漬けおき後は、オキシ溶液を流し、もし目地などにまだ汚れが残っていたらブラシなどでこすり洗いします。最後にシャワーでオキシ溶液をすすげば完了。

 いつもなら、いたるところにある黒ずみを、その箇所ごとにブラシでこすり洗いしていました。ですが、今回は最初にオキシ漬けすることで、洗い流しただけで大半の黒ずみがなくなっていて、残っていた数か所を洗えばいいだけだったので、かなり楽に床をキレイにすることができ感激しました。この掃除術、かなり快感でクセになりますよ。

3、<トイレ>便器は「オキシパック」で汚れをスッキリ!(P.76)

 1日に何度も使う場所の1つにトイレがあります。家族みんなが気持ちよく使えるようにするために、ここでもオキシクリーンを活用します。まず便器内の水がたまる部分の境目や縁裏などにトイレットペーパーを貼ります。

 そして、40~50℃の湯500mlに5~10gのオキシクリーンを入れて溶かした濃いめのオキシ溶液をスプレーボトルに入れたら、先ほどのトイレットペーパーの上からオキシ溶液をシュッと吹きかけ、そのまま30~1時間パックしながら放置します。その後トイレットペーパーを流し、ブラシでさっとこすり洗いすれば完了。

 いつもなら縁裏の汚れをブラシでゴシゴシこすって、やっとの思いでキレイにしていたのですが、オキシパックしたあとだと軽くこするだけで簡単に汚れが落ち、ここでもオキシクリーンのパワーを実感。このオキシ溶液は便器内だけでなく、雑巾に吹きつければ便座や壁・床などをオキシ拭きすることもでき、一気にトイレまるごと掃除完了です。

 ここで紹介した3か所以外にも、洗濯機や玄関などのオキシ漬け掃除術も紹介されていて、本当にオキシクリーンが使えない場所がないんじゃないかと思うほど、家じゅうで大活躍するアイテムです。

“ほったらかし”掃除で年末の時間を有効活用

 年末はギリギリまで仕事があるうえに、大掃除に年賀状にと、毎年やらなければいけないことに追われながら年始を迎えてしまいがち。でも“ほったらかし”掃除術さえ知っていれば、ほったらかしている間に違うことができてしまうので、慌ただしい年末でも時間を有効に使いながら掃除をすることができますよ。今年からは“ほったらかし”掃除術で、すっきり穏やかな気持ちで新年を迎えませんか?