「夫婦で会話がない」「お互い冷めてしまった」… 夫婦関係を修復する料理とは?

食・料理

2018/12/21

『ほとんど毎日、運がよくなる! 勝負メシ』(佳川奈未/青春出版社)

 私たちの体は、日々食べているもので作られている。そして食べたものは、体だけでなく心や魂にまで影響を与えるらしい。『ほとんど毎日、運がよくなる! 勝負メシ』(佳川奈未/青春出版社)によると、何をどう食べるかで体質や精神の在り方、さらには運気まで変わってくるという。逆に言うと、食べるものの選び方次第で自発的に強運の持ち主になれるそうだ。

 食べるものが体に影響を与えるのは分かる。人は栄養を摂らなければ生きていけないし、栄養が足りなければ病気になってしまう。心も、おいしいものを食べると幸せな気持ちになるし、嫌いなものを口に入れると不快になる。しかし、運気に作用するというのはいったいどういうことなのか。

 本書を読んでいくと、どうやら易から生まれた開運気学「宇宙生命気学」によると、食べ物にも宇宙のエネルギー的要素が満載で、体内に取り込むことでそのエネルギーが波動を放ち、それに見合う運気を作ってくれるらしい。なるほど、食べて運が良くなるのなら、それを日常に取り入れない手はない。そこでまずは、作ってみることにした。

■結婚運を高める「勝負メシ」

作ったメニュー:肉じゃが、しいたけのお吸い物、水菜のサラダ、魚のマリネ

 結婚運を高めるのは、「大地料理」。つまり、土の中で育った野菜を煮炊きして作ったものや、田畑で収穫できるお米、野菜を使った料理のこと。土は見返りを求めず、惜しみなく植物に栄養を与える。この聖母マリアのような無償の愛の塊は、本物のエネルギーそのものらしい。

 たしかに、土の中で育った食物は、栄養をたっぷりと吸収した大地の恵みである。これらをふんだんに使った料理を体内に取り込むことで、体に力が養われていくことは確かだ。そして丁寧に作ったおかずを並べて味わえば、「食べ物をいただいている」ことを実感でき、心も癒される。そして「こんな料理が毎日食べられる」と想像させることができれば、たしかに相手の気持ちも結婚に向かうかもしれない。

■家族全員の運を守る「勝負メシ」

作ったメニュー:肉じゃが、サケの塩焼き、玉子焼きの大根おろし添え

 次は結婚したものの「夫婦で会話がない」「なんだか冷めてしまった」と夫婦不和の問題を抱える人のためのメニュー。ここでも、大地料理が無償の愛で仲を修復してくれるのだとか。大地のパワー、恐るべし。さらに家庭に問題が発生するのは神様の力が足りていないからで、それを補うために「火」と「水」を使って毎日料理をし、神様のエネルギー(=気)を家庭内に呼び込むことが必要なのだそう。

 結婚運を高めるメニュー同様、栄養満点の食事で心身の疲れを癒し、前を向ける力を養うことが1つ。それにプラスで、愛情をこめて自らが動き料理することで、冷めた関係に潤いを与えることができる、ということなのだろう。筆者は今一人暮らし中だが、実家にいて食事を作っていた時は、家族が楽しみにしてくれていたのを覚えている。この「楽しみになる食事」を「楽しんで作る」ことが、家庭内に流れる空気を多少なりとも変えてくれるのは確かだ。

 最初は料理と運がどう結びつくのか半信半疑だったが、こうやって1つ1つ見ていくと、改めて「食」が人に与える影響の大きさ、偉大さに気づく。心が疲れている、覇気がない、気力がわかない…という人は、この『ほとんど毎日、運がよくなる! 勝負メシ』を読んで、気になるページのメニューを作って味わってみるのもいいかもしれない。

 ちなみに、恋愛以外にも金運、仕事運、才能開花などに作用するメニューも掲載されている。ちゃんと食べるものを選んで食べることで、あなたにもプラスの効果が表れるはず。

文=つきのんキッチン