引き寄せの女神Keikoのスクラッチアート——ヒーリングと引き寄せ効果は? 【やってみた】
2018/12/31
「無心になれて癒される」と話題になり、一大ブームを巻き起こした“大人の塗り絵”。その進化系として海外で大ヒットしている“スクラッチアート”を知っていますか?
スクラッチアートは、下絵の印刷された黒いシートを専用ペンで削ることで、キラキラのホログラムや、美しいグラデーションが現れる新しいお絵かき。塗り絵同様のヒーリングと、削るだけで仕上がる手軽さ、塗り絵にはない華やかさが人気を呼んでいます。
数多い関連書籍のなか、一際異彩を放つスクラッチアートを発見しました。それが『宇宙のパワーで潜在意識を塗り替える Keiko的 引き寄せスクラッチ ジュピターイヤー・バージョン』(扶桑社)です。
著者のKeikoさんは、人気占星術師であり世界を股にかける実業家。なるほど、占星術のパワーと運の引き寄せを体現していらっしゃいます。本書は、そんなKeikoさんのレクチャーをもとにスクラッチアートを完成させることで、開運を呼び込むことができるというもの。かつてないコンセプトに好奇心が止みません。
パッケージを開けると、専用ペンと6枚のシートが。これらの図柄はKeikoさん自らが海外で撮影し、その直後に幸運な出来事が起きたという「エネルギー値の高い写真」を元にしているそう。“ジュピターイヤー”である現在は海外のものを取り入れると強運につながるとのことで、ぜひあやかりたいところ。
1枚を完成させる周期としては、新月の周期と同じ「29日以内」を目安としつつも、気分が乗ったときは一気に完成させてもOKと、あくまでリラックスして取り組んでよいようです。
スクラッチアートはこれがはじめて。かなりの不器用を自負しているため、塗り絵の経験もありません。どれからはじめるかは自由とのことで“宇宙からの祝福”という題のものを選び、おそるおそる下絵をなぞってみます。
カリカリと心地よい感触のペン先から、明るいイエローが浮かび上がりました。これは…新感覚! 色塗りとは違う、なにか発掘しているような、ハッとした感覚です。軽い力で削れることもあり、はじめてみると途中でやめることができません。削りカスを払いながら、あっという間に1時間過ぎました。そして完成したのがこちら。
よく見ると細かい部分がガビガビですが、そこはご愛嬌。個人的には、削っている途中経過が一番ワクワクしたので、ぜひ体験していただきたいです。予測できない色やホログラムの出現は、「気づき」に似た新鮮さがあり、純粋に楽しむことができました。
Keikoさんは完成したスクラッチアートを飾ることもすすめています。この一連の流れにより、心が休まるだけではなく、運まで引き寄せ、家がパワースポット化する!とのこと。要素の詰まったタイトル通り、一粒で3度美味しい開運アイテムですね。
残りの図柄も楽しんでいきたいと思います。2019年、ポジティブなパワーを引き寄せられますように!
文=野呂圭
この記事で紹介した書籍ほか
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