「絶対、可愛くなってやる!」現役メンヘラキャバ嬢・みやめこが地獄の底から這い上がった方法

エンタメ

2019/1/4

 ピンク色の背景と、ロングヘアをキレイにカールした美少女が表紙にたたずむ、現役キャバ嬢・みやめこ3冊目の著書『毎日死にたいと思っていた私が、自分史上最高になった方法』(KADOKAWA)。

 キラキラオーラ全開の表紙を目にした読者は「自分史上最高になった方法? 元々カワイイ子が人生イージーモードで生きてるだけでしょ?」と思いながら、同書を手に取るかもしれない。しかし、ページのなかには著者のどす黒い感情がうずまいている。

「私をブスってバカにしてきたヤツらを絶対に見返してやるから」
「セックスした次の日から返信が遅くなる男ボッコボコにしたい」
「ブス過ぎて起き上がれない」

 みやめこが注目を集めるようになったきっかけは、彼女のTwitterアカウント。恋愛や人生に悩むメンヘラ女子の本心を代弁する痛快なつぶやきが話題を呼び、32万人ものフォロワーを擁している。

 先日発売された『毎日死にたいと思っていた私が、自分史上最高になった方法』は、みやめこ初の自叙伝。

 物心ついたときに両親が離婚し、15歳で家出し、キャバクラ勤務という激動の人生を送ったみやめこ。親の心ない発言によって容姿に根深いコンプレックスがあり、いまのルックスも、稼いだお金をすべてつぎ込んで整形を重ねて理想に近づけたもの、と赤裸々に綴っている。一見すると勝ち組キラキラ女子のように見えるみやめこは、人並み以上に悩み苦しんだ過去を持ち、地獄のどん底でのたうち回った経験があるのだ。彼女は、精神的にも肉体的にもぼろぼろになりながらも、自分の幸せや可愛い自分になること、誰かに愛されることを決してあきらめない。

「自分磨きは使命であり人生のすべて」

 かつて、可愛くなることへのモチベーションは「男のため」「愛されるため」だったが、可愛くなるにつれて「自分磨きを頑張って、なりたい自分になるのが楽しく」なっていったという。彼女のツイートやブログが話題になるにつれ、昔の自分の顔をネットで叩かれることもあったが、その半面、自分に憧れてくれるフォロワーや夢を応援してくれる友人…彼女の支えとなる存在も増えていき、次第に自信を取り戻していく姿が描かれている。

 そして彼女は「自分史上最高になった」理由を、同書のなかでこう語る。

「可愛い子と戦おうとしなくていいの! 自分の最上級を目指せばいい。自分っていう系統を作っちゃえばいい」

 どれだけ化粧やダイエットを重ねても理想の自分になれない、好きという気持ちだけでは恋愛がうまくいかない――そう感じたことがある女性は、ぜひ同書を読んでみてほしい。キラキラ可愛い女子への道のりには、ズルも近道も存在していない。それを誰よりも知っていて努力を怠らない彼女だからこそ、全国の悩める女子たちに支持されているのではないだろうか。

文=坂本七海