7年前中学校で起きた、無差別毒殺事件。そして再び「事件」は起きた――「世界の終わり」を望む子どもたちに、大人は何ができるか

文芸・カルチャー

2019/1/31

『木曜日の子ども』(重松清/KADOKAWA) “家族の条件”とはいったい何だろうか。1月31日に発売された直木賞作家・重松清の新作『木曜日の子ども』(KADOKAWA)は、そんなことをあらためて考えさせられる長編だ。  主人公の清水芳明は42歳の会社員。中年まで独身を貫いてきた彼は、職場で親しくなった女性とついに結... 続きを読む