凄惨な虐待事件とはどう向き合う? 子どもの未来を考えさせられる社会派ミステリー小説

文芸・カルチャー

2019/2/23

『救いの森』(小林由香/角川春樹事務所)  千葉県の野田市で起きた10歳女児死亡事件はSOSを出した子どもに救いの手が差し伸べられず、行政の対応にも厳しい批判が相次いだ。だが、これは氷山の一角だ。児童虐待事件は家庭という閉鎖的な空間で行われるため、明るみになりにくく、児童相談所の介入だけでは解決することが難しい場合が... 続きを読む