『メゾン・ド・ポリス』ラスボスが強すぎる! 完全崩壊したチームに心配の声…【第9話(ネタバレあり)】

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更新日:2019/3/15

『メゾン・ド・ポリス3 退職刑事とテロリスト』(加藤実秋/KADOKAWA)

 3月8日(金)に、高畑充希主演の連続ドラマ『メゾン・ド・ポリス』第9話が放送された。絶体絶命の展開に、心配の声が続出している。

 主人公は、20年前(6歳の頃)に父親が“高遠建設”現場で転落死し、この死に長年疑問を抱いている新人刑事・牧野ひより(高畑充希)。事件が起きるたびに、退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、元警視庁捜査一課・主任の夏目惣一郎(西島秀俊)、現場経験ナシの元警部・高平厚彦(小日向文世)、元科捜研エースの藤堂雅人(野口五郎)、定年まで現場にこだわった刑事・迫田保(角野卓造)、元警視庁副総監で現在は大家の伊達有嗣(近藤正臣)たちと共に事件を解決していく。

 第9話では、ひよりの亡き父のほか、2名の従業員が不審な死を遂げている会社「高遠建設」を調査することに。警視庁から高遠建設へ天下りした常務取締役・野間仁(佐野史郎)が全ての鍵を握っているようだと掴んだ、ひよりやメゾン・ド・ポリスのメンバーたちは、事件の真相が明らかになる証拠を見つけようと動き出す。

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 野間は、暴力団・青戸組のフロント企業である青幸興行と密接な関わりがあり、仕事を発注する見返りに、謝礼を受け取っているようだ。そして、野間の不正会計を処理していたとされる経理部の2人・市野沢譲(税所伊久磨)と池原慎吾(関幸治)が、事故や自殺に見せかけて殺されたのではないかという。

 ついに真相まであと少しのところまで迫ってきたひよりたち。しかし、秘密裏に捜査していることが、なぜか野間にバレていたのだった…。

 事件の重要な証拠を持っていたはずの市野沢の妻・和子(宮地雅子)は、ひよりに何かを伝えようとした直後、交通事故によって死んでしまう。ひよりは、和子は野間の手によって殺されたのだと推理した。だが、野間の策略に気づいた時にはもう遅かった。

 迫田と夏目は捜査中に、何者かによって車のトランクに死体を運び込まれ、事件の容疑者にされてしまう。夏目はなんとか逃げ切ったが、迫田は警察に連行された。

 高平は、溺愛する娘を人質に取られ、犯人の要求でメゾン・ド・ポリスから去ることに。藤堂は、自室の研究所が爆破され、瓦礫の下敷きに。ひよりは、和子の自宅から見つかったという遺書によって嵌められ、不当な捜査をした疑惑で取り調べを受けることに。そして伊達は、野間に直接呼び出され、「あなたは仲間をすべて失い、負ける」と敗北を突き付けられるのだった。

 野間の手によって、徹底的に潰され崩壊したメゾン・ド・ポリス。かつてないピンチに、視聴者からは「メゾンドポリス怖い。怖くて泣いてるんだけど」「胃が痛い。思った以上に重い展開になって焦る」「初期のわちゃわちゃして和んでいた時が嘘のよう」「ラスボス・佐野史郎が強すぎる…」といった驚きの声が上がっている。

 次回で最終回。果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。