専業主婦は無職なの? 夫の無神経な言葉の数々…『夫の扶養からぬけだしたい』が共感できると話題!

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更新日:2019/4/22

「私は金銭的にも社会的にも自立したい!」

 そこからももこは求人、保育園、扶養制度などを調べるも、一筋縄ではいかない。現実の壁を感じ、夫には理不尽なことを言われ続ける。しかしながら、ももこは自分の生き方を見直し、自分に合う働き方を考え、周囲の意見も参考にしながら、少しずつ道の先を見ようと奮闘する。そんな折に、それまでの家族の暮らしを変える「ある重要な出来事」が起こるのだが――。

 ももこと同じように、夫からの理不尽な扱いを受けている女性たちは、周囲から「何でそんな男性と結婚したの?」と言われてしまうかもしれない。けれど、結婚した当時は今と状況が違ったり、家族が増えて忙しくなったり、夫の職場での責任も増えたりしている。昔ではあまり想像できなかったことで言い争いを起こしたり、対立を生んでしまうこともあるのだ。

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「家事が山積み」「休む暇なんてない」「それなのに不当な評価をされ辛い」「でも結局は夫の収入に頼るしかない自分が嫌だ」…そんな女性は多くいるだろう。ももこは物語の中で悩みながら、自分の意思を再発見したり、気づきを得たりして、夫の気持ちにもフォーカスを試みる。挫折や怒り、小さな成功などありながら、少しずつ家族の形を探っていく。「私に一体何ができるんだろう」…もしそう思ったら、あなたなりの答えを、ももこと一緒に本書で見つけていってはどうだろうか。

文=ジョセート