“いつか”は永遠に訪れない!オトナ女子が“理想通りの人生”を生きるためには

暮らし

2019/4/22

『「また会いたい」と言われるオトナ女子がしていること』(有川真由美/PHP研究所)

 あなたは生きたいように、生きているだろうか。「本当は○○がしたいけれど、今は忙しいから“いつか”やろう」「“いつか”は必ずやってきて、理想通りの未来が描けるはず」。

 そのように信じ、「仕事が忙しいからできない」という言葉で、自分に壁を作っていないだろうか。壁は目には見えないけれど、えらく頑丈で厄介だ。動きを型にはめてしまうほどに。

『「また会いたい」と言われるオトナ女子がしていること』(有川真由美/PHP研究所)には、著者が有名写真家の言葉に感化されたエピソードとそれにまつわる決意を綴った箇所がある。

“「この年齢になると、先が短いから、やりたいことはいますぐにやらなきゃって思う」
それを聞いて、私も「やりたいことはすぐやろう」と決めたのでした”

“「仕事が落ち着いたら、これをやろう」「お金が貯まったら、あれをしよう」と考えていることは、たぶん一生やらないでしょう”

 やるべきことに追われ、やりたいことができない人は多い。その生活を続けていては、一生「いつか」は訪れないだろう。オトナ女子ならば、今を大切にしない生き方は選ばない。やりたいことは、すぐにやるからいつも有意義に過ごせるのだ。

 実際に、「やりたいことはすぐやろう」を実行するには勇気がいる。しがらみがツタのように這い、自由を侵食するためだ。だが本書には、自分自身に発破をかける言葉も記されているので、参考にするといいだろう。

 このほかにも、「捨てたくないもの」として「上品な色気を出す」を挙げ、どうすれば大人の色気が出せるようになるか、そのポイントにも言及している。まさに本書は「オトナ女子」とはどんな女性か、マナーや装い、行動、生き方に至るまで網羅的に記された、オトナ女子になるためのバイブルといっていいだろう。

 また「コドモ女子」の存在も興味深い。オトナ女子の対極的な存在として出てくるコドモ女子は、「こういう人いるよね」と顔が浮かんできそうなタイプばかり。「私も他人からコドモ女子と思われているかもしれない」と、心がざわつくほどだ。

 オトナ女子は愛される。しかも自分らしく生きられ、周囲から大切に扱われるだろう。もし、自分らしく生きられているだろうかと不安に感じる時があるならば、ひとりで悩む前にオトナ女子的生き方に触れてみてはいかがだろうか。自分に足りない点が見えてきて、新たな発見ができるかもしれない。

文=夏野久万