不審者やストーカーに狙われない! 女性のひとり暮らしのためにセコムの女性社員が考えた!

暮らし

更新日:2019/4/24

『防犯・防災 ひとり暮らしのあんしんBOOK』(セコム・女性の安全委員会/大和書房)

 新年度が始まって新しい環境にも慣れ始めたこの時期には、生活にちょっとした“油断”が生まれてくるかもしれません。今、この時期だからこそ考えておきたいのが日常生活における安全。警備会社・セコムの女性社員を中心としたメンバーによる書籍『防犯・防災 ひとり暮らしのあんしんBOOK』(セコム・女性の安全委員会/大和書房)では、女性のひとり暮らしに向けた対策がたくさん紹介されています。

■窓ガラスには“補助錠”や“防犯フィルム”を使う

 防犯を考えるならば、万が一に備えるための部屋づくりも大切です。ちょっとした工夫で、日頃の安全性を高めることもできます。

 例えば、窓ガラスの対策はそのひとつ。本書によれば、部屋によっては「窓ガラスを小さく割って外から手を入れることでクレセント錠(三日月型の締め金具)を開け、短時間で簡単に侵入することができる」という施錠タイプが使われていることもあるため、不審者がたやすく入り込めるケースもあるといいます。

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 そのために用意しておきたいのが補助錠です。通販サイトで「窓 補助錠」などを検索するとたくさんの商品が出てきます。なかでも比較的手軽に扱えるのは両面テープで窓のサッシに貼れるタイプ。侵入者の手間がかかるようにするには窓サッシの上部へ貼るのがポイントで、できればガラスを割られないように防犯フィルムも窓ガラス全体に貼っておきましょう。

■ドアスコープや郵便受けはあらかじめ“目隠し”する

 玄関のドアにあるのぞき窓、ドアスコープも、じつはタイプによっては「外から家の中が見えてしまう危険がある」といいます。

 自分の家でも、一度実際に確認してみるのも大切です。のぞかれないための対策としては、テープやマグネットで目隠しをしておくのが有効で、郵便受けものぞかれる危険性があるため、同じように室内が見えないよう工夫しておくことが必要です。

 さらに、ドアも、窓と同じくバールなどでこじ開けられる危険性があります。そこで役立つのは、ドアのすき間へ装着するガードプレートや、穴を開けて鍵のつまみをこじ開けるサムターン回しを防ぐための防犯アイテムです。自分の住まいに合わせて、用意しておきましょう。

■不審者の“マーキング”はとにかく消しておく

 聞くと怖い話ですが、不審者が住人の生活パターンを把握しているというケースもあります。玄関ドア付近にある表札や郵便受け、あるいはガスメーターに不審なシールが貼ってあったりメモが書かれていたら要注意です。

 本書によると、例えば「F8~20」と書かれている場合は、「女性、8時から20時まで不在」という意味だそう。これらの記号や印は“マーキング”と呼ばれていて、不審者が犯行前に書き残し、実際の犯行時に参考にするといいます。

 これらを放置したままだと、書いた不審者だけでなく、また別の不審者にもターゲットにされかねません。そこで対策しておきたいのは、とにかく見つけたらすぐ消しておくということ。“カモ”にされないよう心がけておきましょう。

 犯罪に巻き込まれないためには、日頃からの防犯意識も大切です。本書を参考に、安全な生活について考えてみましょう。

文=青山悠