食べるだけで毎日30分走ったことになる!? 食べてやせる魔法のレシピ

健康・美容

2019/4/25

『1週間で体が変わる 食べながらやせるすごい方法』(三城円/サンマーク出版)

 ダイエットに食事制限はつきものだと思っていませんか? 「最近太ったからいつもよりご飯を少なめにしよう」「今日から糖質抜きにするぞ!」と意気込んでも、我慢を伴うダイエットはその反動でリバウンドをし、気づけばダイエット前より体重が増えてしまった…なんて失敗を繰り返している人も多いのではないでしょうか。

 そんな人に試してほしいのが、食べながらやせる“食べやせプログラム”。これは本書『1週間で体が変わる 食べながらやせるすごい方法』(サンマーク出版)の著者、パーソナル管理栄養士の三城円さんが推奨する健康的にやせ体質に改善できるダイエットプログラムです。

 本書を開くと、「食べるだけで勝手に約200kcalが消費されていく」、「食べるだけで毎日30分走ったことにしてくれる」、と冒頭から夢のような言葉が! 「いやいやそんなわけないでしょ~」と思った方のために、本書の内容をちょっとだけご紹介します。

ダイエットの負のスパイラルを断ち切るには、我慢をしないでしっかり食べる!

 本書によれば、人間は毎日生きて食べているだけで1日の総エネルギー消費量の70%が消費されるといいます。つまり食べる行為そのものが、消化・吸収に使われる筋肉の動きを活発にして大きなエネルギー消費につながっているということ。「食事をしっかり食べる」だけで、カロリーが消費されているというのです。

 しかしダイエットで食事制限をすると、体はエネルギー不足になり、代謝が落ちて消化や吸収によるエネルギー消費量まで低下。その結果、これまで70%消費されていたエネルギーが徐々に使われなくなり、体は“ためこみ体質”に。これではダイエットどころか逆効果ですよね…。

 しかも食事量を制限するダイエットは永遠に食事を減らし続けない限り、落とした体重を維持できないといいます。そのため食事制限と挫折を繰り返し、なかなか成功しにくいということに。

内臓力を高めれば、やせ体質がつくれる!

 ではどんな食事を摂ればいいのでしょうか。本書によれば、脂肪を燃焼させるためには「燃料」となる糖質・脂質・タンパク質と、「着火剤」となるビタミンB群やミネラルが必要だといいます。しかも、効率よく燃やすにはその両方とも大事な栄養素。野菜だけを食べるのではなく、燃料となるごはんや肉類も一緒に食べないと、脂肪はうまく燃焼されないのだそうです。

 つまり、カロリーをたっぷり消費してくれる体質へと生まれ変わるには、燃料×着火剤をしっかり食べて内臓を元気に動かすだけ。さらによく噛むことで、消化酵素が働いて「やせスイッチ」がオンになるといいます。これならダイエットが継続できない3日坊主の性格でもできそうな気がしませんか?

やせる力を最大化する“食べやせプログラム”とは?

 本書には具体的なダイエット方法やレシピ例も掲載されています。体をやせ体質に効率よくシフトさせるには、「復活期」と「活性期」の2ステップで構成することがカギなのだそう。

 まず「復活期」の1週間は、玄米や雑穀を混ぜた「体内活性ごはん」と3~4種の具材を入れた「体内活性みそ汁」を毎食食べて、体をやせ体質へとシフトさせます。みそ汁はお椀で約2杯とボリューム満点! レシピも色々掲載されているので参考にできそうです。

復活期メニュー例(さわやかサンラーみそスープ)

 2週目の「活性期」には、メインディッシュを1品追加してさらに食べる量を増やします。必要な栄養素は体内活性ごはんと体内活性みそ汁で十分補えるので、生野菜は無理に食べなくてもOK。揚げ物も毎食でなければ問題なし、というのもうれしいポイントです。

活性期メニュー例(夜の献立――牛肉)

時間がないときは、コンビニや外食でも大丈夫!

 基本的には毎食自炊をしたいところですが、なかなか難しいのが現実。そんなときは外食で済ませたり、スーパーやコンビニで買える弁当や惣菜でメニューを構成してもいいといいます。例えば外食なら、小料理屋や居酒屋などを選んでごはんと汁物、小鉢を注文。時間がない時はコンビニで具材が色々入っているお弁当をチョイスするだけでもOKだそうです。

 本書にはほかにも、朝・昼・夜の献立例や簡単なみそ汁のつくり方、ダイエットに関する勘違いなど、目からウロコの情報が満載。これまでダイエットに失敗してきた人も、食べながらやせるダイエットなら継続できるかもしれませんよ!

文=齋藤久美子