本当に玉の輿になるのは自立した女性!? 若さに負けない婚活術とは

暮らし

2019/5/3

『婚活2.0 あなたの本当の幸せのために』(本木れい/デザインエッグ社)

 婚活市場では、30歳を超えると途端に女性の人気が下がるらしい。さらに35歳を超えると、相当な妥協が必要だ。30代を仕事に捧げてきた女性たちにとって、あまりにも酷な現実。かく言うアラフォーのわたしも、もはや「妥協するくらいなら一生、独りで生きていきたい」という境地に至っている。

 しかし、『婚活2.0 あなたの本当の幸せのために』(本木れい/デザインエッグ社)を読み、「わたしもまだまだイケるんじゃない!?」と考えを改めた。本書に「30代以上で玉の輿に乗りたい女性への秘策」が書かれていたからだ。いまさら玉の輿に乗れるとは思っていないが、もし乗れるものなら乗ってみたい。それが玉の輿。お金持ちと結婚するための秘策とはなんだろうか?

 これからの世の中はますます厳しい時代に突入する。デキる男性であればあるほど、これからの厳しさをよくわかっているはず。「従来のような見た目が若くて美しいという、所謂トロフィーワイフと言われる女性を結婚相手に望む男性は、このレベルでは意外と少ないのではないか」と著者は言う。自信も実力もある男性は、見た目だけでなく中身も賢い女性を選ぶはず。30代バリキャリ女性には、「仕事上の話も普通の女性より理解してもらえるのではないか」と期待する男性も少なくない。

 それを踏まえた上で、まず求められる必須能力は「自立できている」こと。

まずはご自身で「仕事や家事に問題がなく、きちんと毎月貯金ができている(つまり収支がプラスである)か」など、一人で生活できている状態であることを確認してください。できていないところがあれば、その部分を修復する必要があります。

 自立の大きな条件には、「仕事(お金を稼ぐ)」「家事」「貯金(お金の管理)」の3つがある。「家事」だけが苦手な場合は、料理教室に通うなどして家事のスキルを上げる。「貯金」はできるが「投資」まではできないという女性は、お金の勉強をする。いまないスキルをアップすることで自立した女性を目指せば、玉の輿に乗れる可能性はグンと高まる。

 頑張って自立できた。お金持ちの男性と巡り会えたとする。しかしアラサー、アラフォー女性に多いのが、「服装がダサい」「女性のエスコートが下手」という理由で、交際に発展しないケースだ(こういう女性が「女の扱いがやたら上手いダメンズ」に引っ掛かってしまうのだが……)。しかし、服装やエスコートの仕方は、結婚してからどうとでもなる。自分がファッション好きなら相手の服を見立ててあげればいいし、エスコートの仕方なんて、結婚してしまえばどうだっていいのだ。

 本書では、『星の王子さま』の著者、サン=テグジュペリの次のような名言を紹介している。「愛とは共に見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることだ」――。お互いの足りないところを補いながら、この厳しい世の中を生き抜いていく。そんな力を持っているのは、若くて美しい女性ではなく、酸いも甘いも噛み分けているアラサー、アラフォー女性なのではと、期待せずにはいられない。

文=水野シンパシー

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