結婚する人の27%は再婚!? 幸せな再婚を実現する10のルールをご紹介

恋愛・結婚

2019/5/6

『幸せになる再婚のための10のこと』(デュエイナ・C・ウェルチ/シャスタインターナショナル)

 再婚に限らず、幸せな恋愛をするには道理があります。本稿で紹介する『幸せになる再婚のための10のこと』の著者デュエイナ・C・ウェルチ氏は、バツイチでした。しかし自らの専門である社会科学から恋愛のメソッドを導き出し幸運な再婚をすることができました。彼女が幸運を手にできたのはなぜでしょう。

 発達心理学の博士でもあるデュエイナ・C・ウェルチ氏は、過去60年の恋愛に関する研究を調べ、「たがいに敬意を払える」という当たり前のことが恋愛の基本だということを発見しました。そして、幸せな恋愛・結婚・再婚をする極意を下記のように要約しました。

「やさしくて他人に敬意を払える人を見つけられ、自分もそうなれたら、二人はきっとうまくいく。それができなければうまくいかない」

しかし、なぜ私たちはおたがいをいがみ合ってしまうような恋愛の結末を迎えがちなのでしょうか。

 本稿では、彼女が記した幸せな再婚のためのステップを一部紹介します。まず彼女は手始めに、ターゲットを絞り込みました。

■理想像を思い付くだけ書く

 まずリストをつくってみましょう。あなたが相手に求める「すべて」です。どんな小さなことでもいいので、まずは書き出してみましょう。「共通の趣味」「子どもが欲しいか」「特定の宗教や政治的理念の持ち主か」「どんなセックスを望む人が理想か」……。

 そしてリストの文章は肯定的な書き方にしましょう。「こんなのはイヤだ」ではなく、「これがいい」という具合に。なぜなら脳には、避けたいものではなく、「探したいもの」を伝えた方がいいからです。脳はあなたが示した思いを無意識のうちに見つけ出そうとするのです。

 列挙するとかなりの数になるでしょう。著者のウェルチは、A4の用紙3枚を超えたリストを書き上げたそうです。大量のリストをつくり終えたら、こんな疑問を持つかもしれません。私って「選り好みしすぎ?」「これって妥当な条件か?」と。

■その願望は自分に当てはまるか?

 その疑問を解消するべく、ターゲットの絞り込み作業その2にうつりましょう。先ほどのリストを分類します。「必須条件」と「望ましい条件」に分けます。「信仰する宗教が一緒」「お酒を飲まない」などが絶対に譲れないのであれば、必須条件へ。趣味が一緒かどうかは最悪目をつぶってもいいな、と思えるのなら「望ましい条件」へと仕分けます。

 リストに優先順位を付けたなら、次は「あなた自身にも当てはまる項目」にチェックマークを記入します。例えば「ゴールデン・レトリバーが好き」なことを相手に求めているとして、それがあなたにも当てはまっているのならチェックです。

 このチェックリストで、多くのチェックがマークされるようであれば、問題ありません。けれども、あなたに「当てはまらない」ものが多い人は考え直しましょう。

■自分の願望とトレードできるものはあるか?

 ここでまた1つ、著者が見つけた幸せな結婚に関する調査をご報告します。

さまざまな研究から最も幸福な結婚は、ほぼすべての点で似ている二人によるものだ

 理想的なパートナーとは、あなたが重視する点があなたと似ている人です。容姿・知的水準・教育レベル・経済的背景・趣味・興味・価値観・人生の目的……。自分が持つべき特性は、相手とシェアできます。

 そこで先ほどのリストに戻りましょう。あなたは、パートナーに経済力や魅力的な容貌を求めていませんか?

 一般的に女性は男性の経済力を重視し、男性は女性の外見を重視します。しかし、これを求めるなら覚悟がいることを理解してください。

 先述したように、自分と「似ている」相手との方が幸せな結婚を手に掴みやすいのです。もしもあなたが相手と同じ水準でなければ、代わりに同等のカードを差し出さなければならないでしょう。

 例えばあなたが女性で「お金持ち」のパートナーを求めるなら、あなたもそれ「相応の容姿」を差し出さなければなりません。高学歴を望むなら、あなたも同レベルの美貌を。男性も若くてセクシーな女性を求めるなら、リッチで気前のいい男性になるべきでしょう。

 さて、あなたのリストには無理がないですか。

 このようにリストは、あなたの願望と同時に今の自分を映し出す大切なものです。一度書いたらそれきり、というわけではなく、定期的に見直すことが必要です。思い付いたらすぐに修正できるようにスマホに入れておくなど、工夫しましょう。

■世界共通のNGパートナーは虐待者

 リストに書き出せば理想の相手に会えるか。そうではありません。ウェルチは、この他にも9つのステップがあると言います。全部で10のステップは、単行本『幸せになる再婚のための10のこと』(シャスタインターナショナル)にまとめられています。さらに詳しく知りたい人はぜひ手に取ってみてください。

 この著書には、積極的に自分が行うべきこととあわせて、避けるべき相手も記されています。とても大事なことなので紹介しましょう。ウェルチの調査によると世界共通で避けるべきパートナーは「虐待」者です。

■彼らは出会ってすぐにあなたを試す

 虐待とは、怒りや暴力、脅し、暴言、金銭、セックス、その他あらゆるものを使って意図的にあなたを支配しようとする行為です。虐待を専門に研究するランディー・バンクロフト氏によると、虐待者は出会ってすぐに、あなたを軽んじる態度を示し、あなたがそれに耐えて留まり続けるかどうかを、それとなく探るそうです。最初は軽くけなすことがあるかもしれません。

「男は普通、子持ち女とデートなんかしないものだよ。ありがたく思ってよ」
「軽い男なら君のその妊娠線を診たらげんなりするだろうけど、僕は君をきれいだと思うよ」

 これらの言葉は、虐待者が優位に立って、あなたを貶め、あなたに自信を失わせ、他の男性に走らせないための作戦なのです。

 虐待を受けて当然な人などいません。私たちは生まれながらにして愛情とそれを示す行動を受け取る価値があるのです。幸せな恋愛を楽しみたいと思っているなら、出会ってすぐの小さな言葉のトゲにも気をつけるべきでしょう。

 恋愛・結婚・再婚に大切なことは、マッチングです。まず自身を知ること。そして相手を知ること。どちらもウェルチから学ぶことは多くあります。もう恋愛で失敗はこりごり、と思うならぜひ一読を。

文=武藤徉子