便利なものを使っちゃダメですか? 良いママ、良い妻をやめたら一気に家事が楽になった!【やってみた】

暮らし

公開日:2019/5/9

『家事は8割捨てていい』(佐光紀子/宝島社)

「毎日栄養バランスが整ったおいしそうなお弁当だね」「いつも部屋が片づいている」。こうやって他人から褒められることは確かに嬉しいけれど、これがきちんと家事をしている=良いママ・妻という評価につながるのでしょうか?こんな息苦しい評価をいつまでも気にしていたらいつかきっと逃げ出したくなるに違いありません。家事は一生続くものだからこそ、周りの評価など気にせず、自分のペースで続けられることがとても大切になってきます。

『家事は8割捨てていい』(佐光紀子/宝島社)は、そんな「家事はきちんとしなければならない」という“きちんと家事の呪い”から解き放たれるための具体的な「家事ダイエット術」を紹介。読み終わったあとは「こんなに手を抜いても良かったんだ」ということに気づけ、気持ちが楽になるはずです。

 そこで、本書の中から3つの家事ダイエット術を実際に試してみました。

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1、半年開けなかった箱はそのままゴミ箱へ(P.73)

 最近は断捨離やミニマリストブームで、雑誌などでもモデルルームのようなキレイに整った部屋がたくさん紹介されています。でも生活しながらそんな状態をずっとキープするにはかなりの努力が必要で、もしかしたらいつも汚してはいけないとカリカリした精神状態かもしれません。これだと、キレイでも落ち着ける家にはなりませんよね。そうならないためにも、無理なく片づけられる方法が大切になってきます。

 そんな方法の1つに「箱を使った整理術」があります。これは、とりあえずいらなさそうなものをまとめて箱に入れて日付を書き、半年その箱を開けなかったらもう使わない可能性が高いのでそのままゴミ箱やバザーに出すというものです。

 これ、入れるときには「どうしようかなぁ」とかなり迷ったりするんですが、いざ入れておくと半年後には存在すら忘れていて、すんなりさよならすることができます。洋服から子どものおもちゃまでなんでも入れられるので、もので溢れかえっている部屋にはぴったりの片づけ方法です。

 ちなみに、この中身が入った箱は、出しにくい場所に保管するほど効果を発揮してくれますよ。

2、お風呂掃除は分解してやる(P.90)

 掃除が大変な場所の1つに「お風呂場」があります。毎日使って気分がさっぱりする場所でありながらも、カビなどを考えると掃除に気を付けておきたい場所です。ただ、毎日隅々まで同じように掃除するのはかなり大変。そんなときは「今日は浴槽と鏡」「今日は洗い場の床と排水口」などと、掃除の工程をなるべく分解し、これを家族で分担します。

 実際我が家でも、夫だけでなく、小学生の子どもにもできそうなことをお願いしてみたら、息子は「お手伝いできた」という達成感を得られて、自分自身はすべて毎日やらなければいけないと思っていた掃除をやらなくてすむことにより、だいぶ気持ちも作業の負担も軽くなりました。

3、「電気ケトル」は家事も助かり、お手入れも楽ちん(P.176)

 今までやってきた家事のやり方を見直すのも家事を軽減させる方法の1つですが、いっそのこと便利な機器に頼ってしまうのもアリなんです。

 ただ、そのときには
①これを買ったら自分はその家事から解放されるか
②すぐに使いこなせるか
③取り扱いやお手入れが簡単か
 という判断基準を持って選ぶことが大切なんだとか。

 せっかく買って、また手間だけが増えていたら元も子もないですからね。そこで、本書でおすすめしていたのが「電気ケトル」。これ、我が家にもあるのですが、空焚きなし、短時間で沸かせる、キッチン以外のところでもお湯を沸かせる、少量の水をさっと沸かせる。お手入れも、内側はクエン酸を入れて沸騰させてカルキを取り、まわりは拭き掃除で十分ということで、本当に便利でなくてはならない存在です。

 ここで紹介した以外にも、洗濯の回数を少しでも減らす方法や、使って便利なミールキット宅配業者の紹介など、家事を削減するための様々な方法が紹介されています。

家事=愛情は昔の話!? 便利なものはどんどん使って、家族みんなでハッピーに

 ひと昔に比べ、共働き世帯がかなり増えてきた現代でさえ、世間的にはまだまだ「ひと通りの家事をきちんとやることが主婦の鏡である」というような考え方があるような気がします。

 一方で、世の中には主婦のお助けマン的に、さまざまな便利グッズやサービスも生まれてきています。もちろん、家庭内でダイエットできる家事があればその方法を見直すことも大切ですが、使って便利なものをうまく取り入れるのも、家事の負担を少なくするには有効な手段です。

 家事=愛情はもう昔の話で、これからは自分を含めた家族みんながハッピーになれるような家事をやっていきませんか?

文=JUNKO