もう既読スルーで悩まない! 彼から愛される自分になる方法とは?

恋愛・結婚

公開日:2019/5/11

『既読スルーされた数だけ幸せになれる』(広中裕介/KADOKAWA)

 既読スルー。恋する女性にとって、こんなにイヤなものはない。なんで読んだのに返信してくれないの? 「忙しかったから」って、1分もあれば返信できない? もしかして嫌われてる……? 妄想で頭がいっぱいになり、なにも手につかず、携帯をひたすら握りしめて時間が過ぎていく……。そんな女性は、ぜひ『既読スルーされた数だけ幸せになれる』(広中裕介/KADOKAWA)を読んでほしい。

 著者は1万人の女性を救った恋愛コンサルタント。男性目線で「彼女」や「パートナー」に求めることを女性に伝授している、エキスパートだ。著者のもとへ、多くの女性が“既読スルー問題”について相談に来るという。著者は言う。「はっきり言いましょう。彼はあなたから逃げようとしています。もしかしたら、もう逃げたかもしれません」――。

 男性は女性を愛したい生き物。だから、女性は男性を愛してはいけない。言い換えると、「あなたが彼や男性を愛していると相手に思わせなければいい」。彼や男性があなたを愛している状態がベスト。そのためには、「愛さない」「尽くさない」「構わない」――。この3つを押さえておくべきだという。自分を満たすだけで、既読スルーされたことなどもう気にならなくなるということだ。

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 男性は、尽くしてもらっても、その女性に愛情を感じることはないという。自分が女性に尽くしたいし、尽くさせてくれて、それを嬉しそうに受け取ってくれる女性に愛情を感じる。それでは、尽くすタイプの女性はどうすればいいのだろうか? それは、「自分をめちゃくちゃ愛する」こと。「自分にとことん尽くしてあげる」こと。自分で自分を満たしてあげればいいのだ。

 では、自分を満たすとはどういうことか? それは、「自分のご機嫌をとる」ことだという。愛情を自分に向けて、自分をとことん愛してあげる。つまり、「ご自愛」するのだ。ご自愛するには、「嬉しいことをする」「楽しいことをする」「好きなことをする」「幸せなことをする」――。ご自愛に慣れていない人は、まずは自分のことを自分で知ることが大事だという。

 彼は二の次でいい。とりあえず、彼は放っておくこと。自分がご機嫌になることを、もっといっぱい自分にしてあげればいい。好きなものを食べて、好きな服を着て、好きな場所にいて、好きなことをする。そうすれば、既読スルーなど気にならず、むしろ相手から愛される。好きなことが見つからない人は、「衣食住」に関することで探してみる。住んでいるところ、食べているもの、着ているもの。「衣食住」は生きるための基本だ。著者も悩んだときには、「衣食住」に関することをするそうだ。

『既読スルーされた数だけ幸せになれる』――その真意は、既読スルーなど気にしない自分になり、そんな女性を男性は愛するということだと思う。本書に書かれた「幸せが舞い込む80のルール」をマスターする頃には、きっとあなたも自然と愛される女性になっていることだろう。

文=水野シンパシー