梅雨明けに間に合う! 「白Tシャツ1枚をサラリと着こなす」を1カ月の上半身ストレッチで実現

健康・美容

2019/6/5

『30日で白Tシャツの似合う私になる』(森拓郎/ワニブックス)

 サラっと白Tシャツを着こなせる女性は、同性の目から見てもかっこよく憧れの的だ。そんな人を目にすると、いくら最新トレンドのファッションを身にまとっていても「敵わない」と思わせられてしまう。

『30日で白Tシャツの似合う私になる』(森拓郎/ワニブックス)で骨格をボディメイクしていけば、実は誰でも白Tシャツを着こなせる上半身を手に入れることができるという。

■「Tシャツの似合う上半身」で押さえるべきポイントは?

 Tシャツが似合う上半身と聞いて、あなたはどんな身体を想像するだろうか。これからの気温が上がる季節には、とりあえず体重を落として…と考える人も多いかもしれないが、実は単に細く、体重が軽いだけではTシャツが似合う身体にはなれないという。

“ほどよく肉がついていてたるみのない二の腕、ブラの横にぜい肉がのっていない背中、すっきりとしたわき、すっと上に伸びている首、適度にカーブを描いた背骨で、美しい姿勢。これがTシャツの似合う身体です。”

 著者で運動指導者の森さんは、本書を通じて、上半身の関節や筋肉を適度に使い、正しい姿勢を保つことでTシャツが似合う身体を作ろうと説く。Tシャツは生まれ持った骨格が綺麗な人しか似合わないと思っている方も多いかもしれないが、自分の今の上半身の問題を知り解決すれば、おしゃれに着こなすことができるのだ。

■自分の上半身の状態をチェック! Tシャツの似合わないバッファロー肩とは?

 骨格を美しく整えるには、まず現在の上半身の状態を知ろう。私たちは生活の動作のほとんどを体の前で行っているため、猫背になりやすい。猫背になると、肋骨の中でも一番上に近い「第一肋骨」が盛り上がってしまうことがある。この状態は「バッファロー肩」と呼ばれ、Tシャツが似合わないひとつの原因に。

 バッファロー肩になると肩の周辺が硬くなるため、ひどい肩こりだと勘違いしやすいが、ここでマッサージをするのは逆効果になるので要注意。肩が内巻きになると、腕周りの筋肉が縮んで硬くなったり、二の腕は細くならないのに胸や首筋だけが痩せて貧相に見えてしまったりする。

 また、背側は筋肉が引っ張られることで負担がかかり続けるため、血流も代謝も悪くなる。姿勢の崩れによって背骨がしなやかに動かず、背中にぜい肉がつきやすくもなってしまう。

 こうしたボディラインの崩れを食い止めるには、自分の肩の位置を把握し、背骨の動きの悪さに気づくことが大切。Tシャツが似合わないバッファロー肩から抜け出すには、猫背のせいで内巻きになってしまった肩の矯正から始めたい。

■内巻き肩には「鎖骨」のストレッチが効く!

 内巻きになってしまった肩を元の位置に正すには肩甲骨ではなく、鎖骨に着目。肩甲骨は肋骨の上に乗っており、「肩鎖関節」によって鎖骨と繋がっているため、単独で動かすことができない。

 そして、鎖骨は胸の中心の胸骨側にある「胸鎖関節」についている。この部分は体幹と腕を繋ぐ腕の付け根であるので、肩甲骨や腕を動かすには、胸の中心から鎖骨を動かすことが重要だと言えるのだ。鎖骨は背中との連動も大きいため、意識的に動かすと姿勢改善効果が期待でき、代謝アップも見込める。

 本書はこうした効果を得るためのストレッチを取り入れ、日常生活での姿勢や体の使い方を変えることで無駄な肉がつきづらい体を作れるようアドバイスしている。ストレッチによる姿勢改善なら、筋トレほど身体はいかつくならないので、女性らしさをきちんと残すことができるのだ。

■はじめの2週間はシンプルなストレッチを

 30日で美姿勢や美骨格が手に入る森式ボディメイクは、LEVEL1から4の段階を経て上半身を改善していく仕組み。中でも、スマホ疲れしている現代人に効きそうなのは、肩から腕にかけての内巻きのねじれを解消するストレッチだ。

 親指だけでスマホを操作していると、前腕部分や手のひらの筋肉が緊張状態になり、硬くなってしまうので末端部分のねじれを解消することで内巻きになっている肩関節を改善させていこう。

 また、白Tシャツを着こなすには頭を正しい位置に戻してあげることも重要。猫背などで頭が肩や身体よりも前に出てしまうと首の後ろがストレートになり、ずんぐりむっくりとした上半身に見えてしまう。こうしたストレッチを踏まえていくと、30日後に白Tシャツを着るのが、今から楽しみになってしまう。

 なお、本書で美しい上半身を手に入れた後は、同著者の『30日でスキニーデニムの似合う私になる』(森拓郎/ワニブックス)を手に取って、魅力的な下半身のボディメイクに励むのもおすすめ。この夏は「白Tシャツ×スキニーパンツ」でさらりとかっこよい大人スタイルを満喫してみたい。

文=古川諭香