今日から“ヒモ”生活! スポンジが入らない隙間も 1本でピカピカ!【やってみた】

暮らし

2019/7/8

『NHKテキスト あなたも今日から“ヒモ”生活』(松橋周太呂/NHK出版)

 どの家庭にも必ず1本はあるであろう“ひも”。荷造り用のビニールひもから麻ひもまで、探せばいろいろなひもが出てきますよね。でもこれらのひもは、ただ単に束ねるときだけにしか使っていなかったりしませんか?それはかなりもったいない!実はひもはいろんな家事で大活躍するんだとか。『NHKテキスト あなたも今日から“ヒモ”生活』(松橋周太呂/NHK出版)では、家事がラクになるあっと驚くひも活用術がいろいろと紹介されていて、これを体験すればきっとひものことを見直すはずです!そこで今回はこの中から、掃除、洗濯、キッチンでのひも活用術を実際に試してみました。

1、スポンジが入らない隙間もピカピカに!(P.10)

 引っ越しや新聞をまとめるのに使うビニール製の荷造りひも。でもこれ以外の使い道ってあまりなかったりしませんか?そんな荷造りひも、実は水回りの掃除道具としてかなり使えるんです。まず、蛇口の接合部分や温度調節のハンドル部分などに重曹やクレンザーを振り、水を少しかけます。

 次に、50~60㎝ほどの長さに切った荷造りひも1本を隙間に入れ、左右にうごかして汚れを取り除き、最後は水で洗い流せば掃除完了です。スポンジが入らないような隙間にひもがするっと入って汚れをかき出してくれるので、掃除し終わったあとはかなり気持ちいいですよ。この気持ちよさにハマって、ひもを持って家じゅうの隙間を探してしまいました。

 ほかにもひもに結び目を作れば、ティーポットの注ぎ口や子ども用水筒のストロー洗いなどにも使えます。

2、平干しハンガーに大変身!(P.28)

 洗濯物を干すときに、フードがあるパーカーや型崩れが気になるニットなどはどのように干していますか?ホームセンターなどに行くとそれ専用の洗濯干しグッズが販売されていたりしますが、わざわざこれだけのために買うのも…と思ってしまいますよね。そんなときに使えるのがひもです!

 まず、100㎝×4本、50㎝×2本のひもを用意し、長いひもをハンガーに結び付けます。

 次に反対側の端をもう1つのハンガーに結びつけ、さらに幅が均等になるように短いひもを外側にある長いひもに結びつけたら完成です。

 完成したものを物干しざおにかけ、ひもで作ったネット部分にパーカーを干してみると、フードを広げて干すことができるので、しっかり乾かせます。また、ハンガーの跡をつけたくないようなニットなどの平干しにもピッタリです。これなら専用洗濯干しグッズをわざわざ買う必要はありませんね。

3、サッとすりきれる調味料入れに(P.36)

 みなさんは料理を作るとき、調味料はきちんと計量していますか?だんだん慣れてくると目分量でもそれなりに作れたりはしますが、やはりレシピ通りに作るならきちんと計量することが大切です。ただ、粉状のものを計量するときにいちいち指ですりきったりすると衛生的ではないですし、かといって専用の道具を使うのも面倒ですよね。そんなときに糸が活躍してくれます。

 やり方は簡単! 調味料入れにミシン糸などを巻き、底で合わせてテープでとめるだけ。あとは計量スプーンで塩や砂糖をすくい上げるときに、ひもに当ててすりきればきちんと計量することができます。これ、一見地味に見えますが、ひもがあるのとないのとでは便利さが全然違って、ストレスなく計量して料理が作れますよ。

 今回紹介した以外にも、ビニールひもを使った2ウェイ掃除ブラシの作り方や、ほどけにくいスニーカーのひもの結び方、新聞紙の束ね方など、普段の生活に役立つひも活用術がたくさん紹介されていて、思わず「そんなことできるんだ!」と驚いてしまうはず。

たった1本のひもでも侮るなかれ。快適に暮らすためにはぜひひもを使ってみるべし

 普段のひもへの意識は、「ものを束ねるもの」という認識しかなかったのですが、本書を通じて目からウロコな活用術をたくさん教わることができました。本当に今まで使っていなかったのが悔やまれるほどです。とっても地味な存在のひもですが、活用術を知れば知るほどいろいろ試してみたくなること間違いなしなので、早速しまい込んでいたひもをひっぱりだして、その威力を自分の手で実感してみてください。

文=JUNKO