まるでおばけのカタログ!「稲生物怪録」は妖怪好き必読の基本文献だ

文芸・カルチャー

2019/8/1

『稲生物怪録』(東雅夫:編・京極夏彦:訳/KADOKAWA)  江戸時代中期、現在の広島県三次市でとんでもない騒動が巻き起こった。  武士の少年、稲生平太郎の家に夜な夜な妖怪が現れて、1か月にわたって彼を脅かし続けたのだ。今日では一般に稲生物怪録(いのうもののけろく)と呼ばれるこの騒動は、人名や地名がはっきりと特定さ... 続きを読む