ゆる糖質オフの「やせるマリネ」で罪悪感なし! ビールもおいしくなる簡単おつまみレシピ【作ってみた】

暮らし

2019/8/12

『ゆる糖質オフの やせる!作りおきマリネ』(柳澤英子/扶桑社)

 暑さにやられてクタクタの夜は、キーンと冷えたビールが飲みたくなる。そうすると、おつまみだって欠かせない。つい食べ過ぎて、気になってくるのが“ぽっちゃりおなか”…。

「ダイエットはしたいんだけど…夏場のビールはやめられない!」そんな人におすすめしたいのが『ゆる糖質オフの やせる!作りおきマリネ』(柳澤英子/扶桑社)だ。

 著者の柳澤英子さんは、数々の「やせる簡単レシピ」を考案してきた料理研究家。彼女自身が57歳のときに1年間で73kgから47kg、じつに26kgの減量に成功している。7年たった今も、独自のダイエットレシピでリバウンド知らずだという。

 そんな彼女が考えた糖質少なめ・満腹感たっぷりの「柳澤流マリネ」は、毎日の食事はもちろん、酒のアテにもぴったりのラインナップだ。ビールがおいしい夏に、ぜひ参考にしたいダイエットレシピである。

柳澤流マリネのお約束は「薄味仕上げ」

 柳澤流マリネには、いくつかのお約束がある。

 身近な食材を使い、継続しやすい簡単な作りおきレシピであること。満腹感を得られやすいように歯ごたえを意識すること。そして「薄味仕上げ」ということだ。

 ご飯やお酒が進んでしまう濃い味を避け、かつ酸味を少なくして食べやすくすることで、マリネだけでも満足感のある1品ができあがるという。

 料理に使うお酢や油、調味料などに特別な指定はない。自宅にあるもので手軽に試せるのも本書の魅力だろう。さっそく筆者も、気になるレシピを作ってみた。

鶏レバーのガーリックオイルマリネ(p.19)

 1品目は夏バテに効く鶏レバーのガーリックオイルマリネ。作り方はウスターソースをもみこんだ鶏レバーとオリーブオイル、薄切りニンニクをフライパンで加熱。食材に火が通ったら、酢、塩、コショウを加えて15分マリネする。

 実食してみると、ウスターソースをもみこんだレバーがほんのりと甘い。お酢のさっぱりとした風味もあり、口当たりがさわやかだ。レバーの臭みもまったく気にならない。味が染み、やわらかくなったニンニクも冷えたビールのお供にぴったりだ。

タコとミニトマトのマリネ(p.37)

 2品目は色鮮やかで食感が楽しい魚介と野菜のマリネ。ゆでダコときゅうりは薄切りにして、ミニトマトは縦4等分に切る。キュウリは塩を混ぜて5分ほどおき、水気をよく絞る。保存容器に食材を入れ、ポン酢、だし汁、ごま油を加えて15分マリネする。

 酸味はまろやか、野菜の甘味を感じる夏にぴったりのマリネだ。だしが効いており、味が薄すぎるということもない。栄養価が高いタコとミニトマトをたっぷり食べられるので、健康面でもうれしい1品である。

ナスとショウガのマリネ(p.57)

 さいごは夏の定番野菜、ナスが主役のマリネ。作り方は格子状に切れ目を入れたナスをフライパンで焼く。ナスを保存容器に移し、空いたフライパンにせん切りショウガ、酢、顆粒コンソメ、塩、水を入れて加熱し、マリネ液をつくる。マリネ液を保存容器に加え、10分漬け込んだら完成だ。

 味はほどよい酸味があり、さっぱり感が食欲をそそる。疲労回復にも効いてくれそうだ。食べごたえがあり、この1品だけで十分ビールがおいしく進む。お酢のつんとしたニオイはなく、お弁当のおかずとしても重宝するだろう。

 ビールがおいしい季節こそ、積極的に活用していきたいダイエットレシピ。キーンと冷えたビールと柳澤流マリネで、おいしく1日の疲れを吹き飛ばしてみてはいかがだろうか。

文=ひがしあや