わかりあえなくてもいい。人と触れあえば摩擦で光が起こる――切なくまぶしい青春小説『スベらない同盟』

文芸・カルチャー

2019/9/12

『スベらない同盟』(にかいどう青/講談社)  自分の想いや意見を表明するには、多少なりとも勇気が必要だ。たとえば、友達に変な癖を直したほうがいいよと伝えるとき。たとえば、上司に辞表を提出するとき。そしてたとえば、ビルの屋上から飛び降りるとき――。言葉や行動になってはじめて、周囲はその人が抱えてきたものを知るのだろう。... 続きを読む