一度死んだ村に「Iターン」を促せ! 米澤穂信の描くビターな社会派ミステリー『Iの悲劇』

文芸・カルチャー

2019/10/12

『Iの悲劇』(米澤穂信/文藝春秋)  木々が大地に根を張るのに長い年月が必要であるように、人を全く新しい環境に住まわせるのは決して簡単なことではない。高齢化が進むあらゆる街で、地方への移住を支援する動きがあるが、移住者たちを街へと根づかせるには、あらゆる困難がつきまとうだろう。自然豊かな光景に心惹かれて移住を決意した... 続きを読む