秀才と美少年、ふたりのイケメンと“不思議の国”に飛び込んでみる? 『#ティールブルーの羽色』

マンガ

公開日:2019/10/16

『#ティールブルーの羽色』(河井あぽろ/LINEマンガ)

 将来のことを考えると、なんだか真っ暗な夜空を見上げているような気分になる。ささやかな星あかりしかないこの闇が、いったいどこまで続くのだろう──はてしない空の下にいることが、心細くもなってくる…。

 そんな不安を抱える日に、ぜひ読んでほしいのが『#ティールブルーの羽色』(河井あぽろ/LINEマンガ)だ。

 主人公の大塚ありすは、名門女子校に通う高校生。自分には勉強しか取り柄がないと考えている彼女にとって、全国模試で“2位”という結果は、満足のいくものではなかった。

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 ありすが毎回勝てずにいる全国1位の相沢奏斗は、彼に気がありそうな女子にも、塾の授業そのものにも無関心に見える。ありすは、彼のクールな態度を1位ゆえの余裕のせいだと思っていたが、塾からの帰り道、その奏斗が、あわてた様子で誰かに電話をかけながら、街を駆けていくところを目撃する。

 奏斗のあわてる姿なんて、はじめて見た。なにがあったんだろう…、気がつけば、ありすは彼の背中を追っていた。そして、たどり着いた洋館風の建物の前で、奏斗は“誰か”との通話を終えて…!?

 奏斗に抱きついた“彼”の瞳は、ブルーとグリーンが混ざり合ったような、不思議な色──星を抱く、美しい夜空の色だ。

 衝撃的なシーンに驚き、その場を逃げ出したありすだが、そのできごとは、翌朝になっても頭から離れてくれない。勉強に集中しなくちゃ、でもあれはただの友達が醸し出せる雰囲気じゃなかった…そんなことばかり考えて、ぼんやりしていたのかもしれない。学校帰りにふと我に返ると、ありすは奏斗と“彼”が抱き合っていた場所にいた。

 バルコニーに立つ“彼”からお茶に誘われ、ありすは戸惑う。けれど、お茶につき合わなければ、男同士のハグを覗き見していたことを奏斗に告げ口すると言われてしまい、バルコニーから“彼”がほうった鍵を受け取ることに。

 ありすが手にしたのは、単なるドアの鍵だったのだろうか。それとも──?

 現実という名の夜空には、絵に描いたようなまぶしい星なんてない。だが目をこらせば、たしかにそこには星がある(はずだ)。地上から見ればほんのかすかな星あかりも、広い宇宙をはるばる旅して、わたしたちのもとにたどり着いたのだ。たとえ小さな光でも、誰かのもとへときっと届く。勇気をもって飛び立てば、輝きにより近づける。

本作品は、電子コミックサービス「LINEマンガ」にて、隔週月曜日に連載中で、“無料で23時間ごとに1話ずつ”読める「毎日無料」タブにて配信している。
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◎作品詳細:https://lin.ee/BvYlJr2/pnjo/davinci

 目指すべきものを見失ったり、人間関係がわからなくなったり、現実の世界では、迷ってしまうことばかりだ。そんなとき、本書という「鍵」を手にすれば、主人公のありすとふたりのイケメンが、夢と希望の扉の前にあなたをいざなってくれるだろう。

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文=三田ゆき
©︎ Aporo Kawai / LINE