「今日の下着で救急車に乗れるか?」捨てられない自分に決別! “言葉だけで”今度こそスッキリ片づく

暮らし

公開日:2019/10/19

『28文字の片づけ』(yur.3/主婦の友社)

 美しい景色や美味しそうな食事の画像、かわいすぎるネコの動画などに癒やされるインスタグラム。そこにパッと飛び込んできた

“今日の下着で救急車に乗れるか?”

 あ、ここ最近、ブラやショーツを新調していないかも。今日は勝負下着ではない、適当な上下かも。背中のレースが伸びてたわんじゃっているかも。

「刺さる」「背中を押される」格言が話題のインスタグラマー、yur.3(ゆりさん)初の書籍『28文字の片づけ』(主婦の友社)が発売された。

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 もう何年も着ていない服だけど、もったいないから捨てられない。ちょうどいい収納が見つからないから、永遠に片づかない。断捨離しようとは思うけど、結局なんにも捨てられない。散らかり放題の部屋だから、友人を呼べない……。これらに思い当たることがある、のではないだろうか。

知り合いに会いたくない服は着ない。持たない。

 yur.3のインスタグラムで、平成の時代にいちばん保存されたという言葉だ。確かに、納得する。もったいないからと引き出しやクローゼットに収まったままの服は、これを指針に整理するといいのかもしれない。

部屋着とパジャマは増やさない。

 版元の主婦の友社内で20代女性にも50代男性にも響いたというのが、この言葉。外にはもう着ていけないけど捨てられない服を、つい部屋着やパジャマにしていないだろうか。この言葉でハッと我に返る。引き出しやクローゼットの見直しをしようというきっかけになる。

終わりの見えない片づけに、今度こそ決着できるかもしれない!

 ほかにも、
「捨てられない人に限って不要なものを過大評価している。」
「物の量が、家事の量。」
「『とりあえず』は敵。」
などグサグサ迫る格言ばかり。

 yur.3のフォロワーからは、「何袋分も捨てられました」「買うのを踏み留まりました」という声が届くという。ハウツーでもなく、セオリーでもなく、「言葉だけで捨てられる」のだ。

 物があふれかえっている。毎朝、何を着たらいいのか迷う。いろいろな収納を試したが向かなかった。そんな人も、今度こそは捨てられるかもしれない!