予約がとれない美人トレーナー伝授の「美胸くびれトレーニング」でバストアップを実現!

健康・美容

更新日:2019/10/27

『美胸くびれ メリハリトレーニング』(相良梢/文藝春秋)

「メリハリのある女性らしい体形になりたい」。それはすべての女性の願いだろうが、なかなかそんな理想のスタイルにはなれないものだ。体重を落とそうとダイエットに励んだら、胸までやせてしまったり、筋トレを頑張りすぎて、筋肉太りして寸胴な体つきになってしまったり…。そんな悩める女性の救世主となる本がある。

 数カ月先まで予約いっぱいの美人パーソナルトレーナー・相良梢氏による『美胸くびれ メリハリトレーニング』(文藝春秋)は、女性らしい体を生み出す究極のトレーニングメソッドを教えてくれる1冊。相良氏本人が写真付きでトレーニング方法をわかりやすく解説してくれるのだが、彼女の姿をみればみるほど、その体形に憧れを抱かずにはいられない。相良氏のスリーサイズはベストな状態でB94・W57・H92。太っていても、やせていても、胸が小さくても、垂れていても、彼女の考案したトレーニングをすれば、メリハリのあるボディを手に入れることは夢ではないのだという。寸胴体形に悩む私も実際に挑戦してみることにした。

●鍛えるべきは大胸筋の「上部」!美胸メソッドの基本とは

 そもそも「ダイエットをすると、胸までやせてしまう」という人が多いのは、胸の90%が脂肪でできているためだ。トレーニングでは、脂肪を増やすことはできない。おまけに鍛える筋肉を間違えると、胸の脂肪を燃やしてしまうのだ。

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 大胸筋は、大きく3つに分けられるのだが、鍛えるべきは大胸筋の上部。上部は、中部と下部に比べて、そもそも脂肪が少なく、大胸筋上部だけを鍛えることができれば、中部と下部の脂肪はキープしつつ、胸のボリュームアップを目指すことができる。

 まずは大胸筋上部の場所を確認しよう。500ml入りのペットボトルを両手の手のひらで挟み、胸の前でギュッと力を加える。小指側、手首側、親指側など、色々な場所で押してみて、どの位置に圧をかけると大胸筋上部に力が入るのか探ってみよう。

 力をかける位置によって、全然違う筋肉が刺激されているのがわかるだろう。上部に力が入ったことを確認したら、そのままゆっくり腕を前に伸ばし→元に戻す→下げる→頭上までもちあげるという動きを60秒繰り返す。簡単な動きのようで意外とこれがよく効くのだ。

 少しトレーニングをしただけで、姿勢は整うし、いつもよりも格段に胸の位置があがったような気がする。これならとても簡単だし、普段全く運動をしない私でも無理なく続けることができそうだ。

●開いた肋骨を締めることが美しいくびれづくりの第一歩

 美しいくびれのために注目すべきは、肋骨。くびれは、肋骨のすぐ下からラインが出るので、肋骨を締めることがポイントとなる。まずはサイドから肋骨を内側に押し込もう。左側を下にしてひじまくらで床に寝る。右手を肋骨に添え、鼻から息を吸う。口をすぼめ、ストローから息を吐くように、ゆっくり、細く、15秒ぐらいかけて息を吐き切り、肋骨を内側に押し込むように力を入れる。これを10回繰り返し、反対側も同様に行おう。

 普段意識しなかった肋骨を意識してトレーニングするだけで、お腹まわりがキュッと引き締まったような気がした。

 毎日続ければ、メリハリのついた体形を作るのは決して不可能ではない。相良氏のトレーニングで、あなたも女性らしいセクシーな体形を手に入れよう!

文=アサトーミナミ