63歳トランスジェンダー、老いと金と男に悩み抜き狂乱の旅へ――赤松利市『犬』

文芸・カルチャー

2019/11/3

『犬』(赤松利市/徳間書店) 「犬」という単語に、あなたはどんなイメージを思い浮かべるだろう? 赤松利市さんの『犬』(徳間書店)を読むと、今までのあなたの「犬」のイメージは大きく変わることになるかもしれない。  2018年、『藻屑蟹』(徳間書店)で第1回大藪春彦新人賞を受賞した赤松さんは、暴力や金の世界を巧みに描く、... 続きを読む