幕末の渦の真ん中、会津の女と薩摩藩士は“終末”へひた走る。『荒城に白百合ありて』

文芸・カルチャー

2019/11/21

『荒城に白百合ありて』(須賀しのぶ/KADOKAWA)  病めるときも健やかなるときも、共に生きていく――。恋が行き着く先には、おおむねそんな健全な誓いが待っている。けれども共に生きることだけが、本当に恋の成就のすべてだろうか?  ベルリンの壁崩壊前夜の東ドイツを舞台にした『革命前夜』で大藪春彦賞を、第二次大戦下のポ... 続きを読む