京都の町を狸が天狗が駆け巡る。狸の一生は、おもしろくって退屈している暇がない

小説・エッセイ

2012/5/24

京都の町をぷりぷりと歩くセーラー服の美少女。それは糾ノ森に住む下鴨一族の3男の矢三郎。彼はあるときは女子高生、ある時は京都の腐れ大学生、ある時は可憐な令嬢にくるくると姿を変える。つまりは彼は化けることを得意とする狸なのである。 狸は天狗を先生と崇め、そして天狗は恋に悩み落ちこぼれ街道まっしぐら。井戸の中には化けたまま... 続きを読む