猫に寄り添われ、救われた女性を描いた唯川恵の短編集『みちづれの猫』

文芸・カルチャー

2019/12/21

『みちづれの猫』(唯川恵/集英社)  猫、というのは不思議な存在だ。気まぐれで、ときに冷たさも感じてしまうほど愛想がないが、なぜか一緒にいるだけで心が安らぐ。辛いことがあったとき、ただそばにいてくれるだけで慰めになったりする。  そんな猫が救いとなる物語『みちづれの猫』(集英社)が発売された。著者は、『肩ごしの恋人』... 続きを読む