作家・法月綸太郎が、偏愛する東西の名作9篇に捧ぐ、オマージュ連作短編集『赤い部屋異聞』

文芸・カルチャー

2019/12/23

『赤い部屋異聞』(法月綸太郎/KADOKAWA)  心がザワついて眠れない夜は、身の毛のよだつようなミステリーを読みたい。恐ろしさに眠れなくなってしまうのは百も承知。だが、深まっていく夜の中で、物語のおどろおどろしさを味わい尽くしたいのだ。  特に、この真っ赤な書影の本は、夜に読むのにふさわしい一冊だったように思う。... 続きを読む