「なろう」の人気作がコミカライズ! 【修復】スキルを駆使して、襲いくる困難に立ち向かえ!!

マンガ・アニメ

2019/12/25

『【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います(1)』(榎ゆきみ:漫画、星川銀河:原作、眠介:キャラクター原案/白泉社)

 小説投稿サイト「小説家になろう」で発表され、書籍化された人気作『【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います』(KADOKAWA)。本作は多くの読者の支持を受け、WEBコミックサイト「マンガPark」でコミカライズも始まる。

 そして11月29日に、『【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います(1)』(榎ゆきみ:漫画、星川銀河:原作、眠介:キャラクター原案/白泉社)として単行本化された。

 主人公のルークは冒険者だが、15年経っても最低のEランクという三流冒険者。そんな彼が魔王討伐のためサポート役として勇者ファルコンのパーティに雇われたが、ダンジョンの途中で勇者のミスから食糧不足となり、ルークは食い扶持減らしとして追放されてしまう。彼は自分が持つ唯一のスキル【修復】で剣を修復しながら、なんとかダンジョンからの脱出を試みる。

 ……そして2週間後、ロクに食事もできないままダンジョンをさまよっていたルークは、自身の【修復】スキルの変化に気づく。勇者でも破壊できなかったダンジョンの壁を分解し、そこから入手した金属で剣を修復することができたのだ。こうして生み出された強力な剣を手に、ルークはようやくダンジョンの出口へたどり着くのだった。

 しかし安心も束の間、今度は二人組の女の子がドラゴンに襲われている場面に出くわしてしまう。折れた剣でドラゴンに立ち向かう剣士・サクラにルークはダンジョンで作った剣を渡し、サクラは一撃でドラゴンを斬り伏せることに成功。しかし彼女も致命的な傷を受けており、瀕死の状態だった。本来なら生物を修復することはできないのだが、進化したルークの【修復】スキルはサクラの傷を治癒してしまう。そのままサクラや宿屋の娘・シルヴィアの住む町に逗留したルークは、ここで自身のスキルを活かした「武器屋」を開くことにするのだった。

 元々、武器屋のなかった町だったので、ルークの店は大繁盛する。ところが好事魔多し、今度は彼の前に「銀翼騎士団」の騎士たちが現れる。副長であるフェリックスがいうには、ファルコンのパーティが行方不明であり、ルークに裏切りの嫌疑がかけられているという。さらに彼がダンジョンの壁から作った剣には「ミスリル」という、王宮の許可が必要な金属が含まれており、無許可での使用は重罪である。ルークはミスリルの使用が故意ではないことを証明するため、かつて遭難しかけたダンジョンへと向かうことになるのであった……。

 とにかくルークには次から次へと困難が降りかかってくるのだが、進化した【修復】スキルによってなんとか切り抜けていく。単純にスキルがチートであるというだけでなく、彼自身の機転を効かせた行動で困難を退けることにカタルシスが存在するのだ。物語は今後もルークにさまざまな試練を与えてくるが、彼がそれをどう乗り越えるのか、そしてそれが漫画でどう描かれるのか、楽しみは尽きないのである。

文=木谷誠