弱いもの、忘れられたものたちを見つめる清らかな瞳

小説・エッセイ

2012/5/27

五七調の詩というのは、幼稚になりがちの傾向があると私は思う。 ひとつには、言葉を十分に吟味しなくとも、思いついた単語をあてはめていけばあるリズムが生まれてしまうからだろう。まだ道なかばなのに、「できあがった」気になってしまうわけだ。 たとえば俳句や短歌は、その「短さ」においてこの落とし穴を避けている。あふれかえる脳内... 続きを読む