むくみ取りはダイエットに必須! 一瞬でマイナス3cm!? 寝たままで足を上げる、動かす、細くなる!【連載第1回 朝の瞬間むくみ取り編】

健康・美容

公開日:2020/3/18

『むくみ取り筋トレ』(高稲達弥/KADOKAWA)

 ダイエットをしてもなかなかやせない人、続かない人に、『むくみ取り筋トレ』(KADOKAWA)が刊行されました。著者はトレーニング系YouTubeで大人気の高稲達弥。チャンネル登録者数95.9万人、再生数2億回以上という大人気YouTubeチャンネル「Muscle Watching」を運営するパーソナルトレーナーです。これまでにやせないという悩みを持つ、多数の方々のダイエットを成功させてきました。その経験から導き出した答えが、

 むくみ取りはダイエットに必須!

 ということ。

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『むくみ取り筋トレ』では4000本以上の公開動画をもとに、28日間のエクササイズ・プログラムを作成しています。1週目がむくみ取り、加えて2週目からは有酸素運動、そして3週目には筋トレ、4週目にはストレッチと週を追うごとに少しずつ運動量と種類を進化させながら、やせやすい体をつくる方法です。QRコードがついているので、動画を観ながら毎日少しずつ先に進んでいくことができます。

 今回ダ・ヴィンチニュースではその中から朝、昼、晩と簡単にできるむくみ取り筋トレとダイエットの心構えを4回にわたってご紹介いたします。連載1回目は朝のむくみ取りです。あなたもむくみを取って、理想の体へとボディメイクしてみませんか?

トゥーリーチを左右交互に1分間! 朝の足パカで基本のむくみ取り筋トレも

 朝、ベッドから起き上がったとき、ちょっと体がむくんでいることはありませんか? そんなときにおすすめのエクササイズを紹介します。寝たまま、足を上げるだけでもスッキリしますよ。

【トゥーリーチ】

 仰向けになり、右脚を上げて両手で太ももを持つ。踵(かかと)を押し上げてつま先を手前に曲げ、次に甲を伸ばしてつま先をピンと上げる。もも裏を伸ばしながら足首を動かす。左右の脚を交互に、1分間行う。

もも裏を伸ばして、足首を動かす

足パカで太ももがマイナス3cm! 見た目がスッキリします

 足パカのネーミングの由来は、足(脚)をパカっと開くから。行った瞬間にすぐにむくみ取り効果を実感できるのが魅力です。

【足パカ】

1、壁に脚を立てかけ、お尻は壁につける。両足を揃え、腕は左右に開く。腕を開いたほうがバランスがとりやすい。

お尻は壁にぴったりとつけ、体と脚が90度になるように

2、脚を左右に開いて足パカの姿勢になり、このまま1分間静止。脚はできるだけ大きく開く。

脚は広げられるところまででOK!

POINT
脚を上に上げるだけでも血流の循環がよくなり、むくみを取る効果があります。脚を開くことによってストレッチや筋トレにもなります。

むくみを取って、やせやすい体づくりを! そもそも、むくみの原因とは?

 ダイエットには、まずむくみを取ることが大切なのだそうです。

 むくみが取れてからの方がやせるのです。むくんだままではやせません。

 むくみを取ってから筋トレをした方が、ボディメイクの効果が出てくるようです。やせやすい体づくりへの第一歩がむくみ取りなのです。

 ではむくみとはなんでしょうか?

 むくみは体内の水分バランスが崩れて、皮下組織に水分がたまってしまった症状です。毛細血管から漏れ出た水分が、静脈とリンパ管で回収できていたらむくまないようです。

 水分は移動するので、体をうごかしたりマッサージをしたりすると、すぐにむくみを解消させることができます。

 足先を上に向ける足パカは、脚のむくみに対して即効性があるとのことなので、脚を細く見せたいときは、一度ためしてみてはいかがでしょうか?

むくまない食事を心掛けましょう! ごはんやパンは適量で。食べ過ぎに注意

 ダイエット期間に、炭水化物であるごはんやパンを食べることを躊躇する方もいるのではないでしょうか? でも、ごはんやパンを食べることがいけないのではなくて、それらを食べすぎることがよくないのだそう。

 なんとなく食べるという習慣をやめて、お腹がすいてから食べる。

 これを心掛けておくだけで、食べすぎをおさえることができるのだそう。口さみしいからとお腹が空いていないのに食べることはNG。お腹がすいていないのに、ただ習慣で朝ごはんを食べるのではなく、お腹が減っていないなと思ったら少し食事の時間を遅らせてもいいようです。

 朝、起きたらスマホをみながらでも足を上げて、お腹が空いているかどうか、少し考えてみてはいかがでしょうか。

文=岡﨑灯子