『サザエさん』ワカメの関西弁に総ツッコミ「関西人に怒られそう」

エンタメ

公開日:2020/3/15

『アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!』(扶桑社)

 3月8日に放送されたアニメ『サザエさん』で、ワカメの“エセ関西弁”が話題になっている。

 そのエピソードは、作品No.8079「ワカメのおもてなし」。関西で暮らすマスオの母が、東京へ遊びにくることになった。マスオの母といえば、マスオが幼少期の頃夫を亡くし、女手一つでマスオと兄のサケオを育てた“肝っ玉”母ちゃん。久々の再会ということで、サザエとフネは豪華な手料理を、カツオはマスオの母からお小遣いをもらったときに満面の笑みでお礼を言うなど、それぞれの“おもてなし案”を明かしていく。

 そんな中、ワカメはナゼか「これめっちゃおいしいわぁ」などと突然“エセ関西弁”を頻発。あまりの不自然さに家族からツッコミを入れられると、ワカメは「関西弁でおもてなししたいの… あっ! したいねぇん」と“おもてなし案”を明かした。しかし、フネから「(マスオの母は)いつものワカメに会いたいと思ってるよ」と宥められた上、後日クラスメイトから「ワカメちゃんが大人になったところを見せたらいいんじゃない?」とアドバイスされると一変。ワカメは関西弁の練習を止め、マスオの母に“大人”な振舞いを見てもらおうと決意するのだった。

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 そしてついに、マスオの母が磯野家に到着。腰をおろすなり、ワカメは凛とした表情を浮かべながら温かいお茶を差し出して、「いらっしゃいませ。お茶どうぞ」と一言。しかし、あろうことか手が滑ってお茶をこぼしてしまい、恥をかいてしまう。

 その後、ワカメは汚名返上しようと、マスオの母に近所にある桃の花が咲いている公園まで案内することに。しかし、途中で道に迷ってしまった。結局、 “大人”になったところを全く披露できなかったワカメ。しょんぼりしていると、マスオの母は「ワカメちゃんは十分大人やで」「そんな風に、もてなそうと思ってくれたことがワカメちゃんが大人になった何よりの証拠や」と感心。ニッコリ笑顔で「おおきに」と今日の日のお礼を言うと、ワカメも気を取り直して「おおきに!」と元気よく返事をするのだった。

 心温まるエピソードだが、視聴者からはワカメの”エセ関西弁”に対し「関西人に怒られそうな関西弁だなぁ」「関西弁は、語尾に『やねん』とか、つければええと思っとるやろ! シバくぞ!」「変な関西弁使わんといて」「さすが堀川の嫁候補 おもてなしが関西弁というずれた対応を検討する」「大阪人に下手な関西弁でおもてなしするのはタブーだワカメちゃん」「ワカメちゃんが、ナチュラルに関西(弁)をディスっているの面白い」などとツッコミの声が多くあがっている。

 いつかワカメが、マスオからナチュラルな関西弁を指導してもらう日がやってくるかもしれない!?