本屋大賞受賞! 凪良ゆうが描く、救済の物語――誰に肯定されなくても、事故死した“幽霊の夫”と生きつづける幸せを選ぶ

文芸・カルチャー

2020/4/7

『神さまのビオトープ』(凪良ゆう/講談社)  凪良ゆうさんの小説を読んだあとは、なにか甘いものが食べたくなる。アイスとか、チョコレートとか。さみしさや切なさの余韻と一緒に溶けて、身体に沁みてくれるもの。はじめて『神さまのビオトープ』(講談社)を読んだとき、なんて心の柔らかいところに容赦なく触れてくる人だろうかと動揺し... 続きを読む