死因は転落死。“ひとりの天才”を失ったロックバンド。そのメンバー達が、人生を見つめ直した先にあったものとは?

文芸・カルチャー

2020/4/7

『空洞電車』(朝倉宏景/双葉社)  大切な人を失って初めて、大切なことに気づくことがある。けれど、そこには後悔や無念が伴う。どうして人間は、なにかを失う前に気づくことができないのか。“当たり前”が当たり前ではないことに、もっと早く気づけていたなら――。  小説家・朝倉宏景さんの新作『空洞電車』(双葉社)は、まさにそん... 続きを読む