醜いお姫様に、甘い甘い恋の魔法をかけてあげましょう

ライトノベル

公開日:2012/6/10

黒の輪舞曲〜ヴェールの姫君、虚飾の王子〜

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : メディアックス
ジャンル:ライトノベル 購入元:電子書店パピレス
著者名:バーバラ片桐 価格:525円

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鏡を見て、ため息をつくような日々を送っている、そこの貴女! 鏡に映る自分の姿は、他の人から見ても同じとは限りません! まずは、自分の目というフィルターを振り払って、本当の魅力を見出してみませんか?

鏡を見るのが怖い…なんていうマイナスな感情を払拭したい、ルナルーチェの葉菜とちまみでお送りいたします。

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【葉菜】鏡の前でニッコリスマイルを浮かべて元気に出勤! な葉菜です、皆さんこんにちはー!

【ちまみ】ねえねえ葉菜ちゃん。大きく出たけどさぁ、やっぱり自分の顔に自信が持てない人って多いと思うんだよね。自分が認識してるフィルターを外すのってすごく難しいし…。

【葉菜】だからこそ、この作品を紹介するんですよ! というわけで、あらすじ紹介! 主人公・フェデリカは、ネフス国の三番目の娘で、唯一独身の姫だった。そんな彼女の元に、隣国との同盟関係を強化するため、アルベニス国の王子との縁談の話が舞い込んでくる。自身の顔を醜いと思っている彼女は、美形だと噂されるアレッシオ王子からその顔を厭われることを嫌がり、『憎い相手をカエルに変えちゃう超危険な黒魔術』を実行することにしたのだが、そこにアルベニス国から来たという魔法使い・ジュリオが協力すると言ってきて…?

【ちまみ】…なるほど。フェデリカは、母親に醜い醜いと言われ続けて、自分の顔は醜いんだと思い込んでいるコンプレックス持ちの女の子なんだね。でも、王子様との素敵な恋に憧れる乙女心もあって…分かる! 分かるわ、その気持ち!

【葉菜】やがてフェデリカは、協力関係になったジュリオの優しさ、男らしさに心惹かれていくんですが…おっと! 「どうせジュリオの正体ってアレでしょ?」なんて冷めた見方をしている、そこの貴女! その認識を裏切る、びっくり展開に驚くこと間違いなしですよ!

【ちまみ】話の展開自体もおもしろいけど…さっきの、葉菜ちゃんがこの作品を紹介した理由、何となく分かった。自分が醜いって思う卑屈な感情は、そのまま心に悪い魔法をかけちゃうんだね。その魔法を解くことのできる素敵な誰かに出会った時…きっと乙女は美しくなれる!

【葉菜】YES! その意気ですよ、ちまみさん! そんなわけで、自分の顔にコンプレックスがある、自分は醜いんだ、と悩む貴女にこそ読んでほしい、この作品。読み終わった後、もう一度鏡の前に立ってみてください。素敵なお姫様が映ってますよ?


主人公は、王の娘とは思えないほど、おてんばな女の子

魔法の時代は過ぎ、今や物語同然のものと化していた…

主人公の顔は絶対人目に晒されることがない故に、“魔物”と呼ばれていた

↑上の2人がこうなるから驚き(特に花子) (C)槙ようこ・持田あき