「我ながら毒気の強い作品ばかり」と著者もつぶやく!現役医師の久坂部羊が紡ぐ強烈にブラックな短編集『怖い患者』

文芸・カルチャー

2020/6/8

『怖い患者』(久坂部羊/集英社) “本書はフィクションです”  実話でないことは最初からわかっていたにも拘わらず、『怖い患者』(久坂部羊/集英社)の最後のこの一文を読んで安心した。どの短編小説も実際にありそうな出来事が描かれているからだ。そのリアリティの土台になっているのは、著者久坂部羊の医師としての知識と経験である... 続きを読む