ペシミスティックな四行詩のつらなりは、思いがけない安逸をもたらしてくれる

小説・エッセイ

2012/6/14

クラシック音楽をよく聞く。CDもずいぶんたくさんもっている。朝仕事を始める前に、マルタ・アルゲリッチの「子供の情景」を聞くのはもう20年来の習慣だ。 ところが、西洋のクラシック界でいちばん好きな作曲家はシューマンではない。ベートーベンでも、ワーグナーでも、バッハでもない。もちろんいつぞやなんかの小説の余波で大流行した... 続きを読む