〈黄金比は1:1:1〉クックパッドの“プロ”が伝授! 外食レベルのごはんにする調味料の裏ワザ

食・料理

2020/6/14

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』(小竹貴子/日経BP)

 新型コロナウイルスの影響で、何かと家で過ごす時間が増え、自炊をし始めたという人も多いことだろう。だが、徐々に日常が戻ってくるにつれて「やっぱり料理って面倒くさい…」とせっかくの自炊の習慣をやめてしまいそうになってはいないだろうか。せっかく料理に挑戦し始めたのならば、それを継続させて、「料理が得意!」と自信をもって言えるレベルまで高めたいものだ。

 クックパッド編集担当本部長・小竹貴子さんによる『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』(日経BP)は、手を抜いても美味しく料理ができるギリギリのラインを教えてくれる一冊。この本には、クックパッドの320万品のレシピを見てきた小竹さんだからこそ提案できる、料理のハードルをぐんと下げる方法がたくさん掲載されている。毎日を忙しく過ごしながらも、料理を得意にしたいと思うすべての人に読んでほしい本だ。

「大さじ1のお酢とオイル」で、和・洋・中、どんなサラダもプロの味

 小竹さんが料理上手になる第一歩としてオススメしているのは、サラダ作りをマスターすること。基本のドレッシングは「大さじ1のお酢とオイル」だ。お酢とオイルの種類を変化させたり、お好みで塩みか甘みを加えたりすれば、和・洋・中、どんなサラダも作ることができる。

 洋風のサラダなら、オリーブオイルとりんご酢。ここにお好みで塩かハチミツを小さじ1程度足しても美味しい。韓国風なら、ごま油と米酢を大さじ1ずつに加えて、しょうゆも大さじ1加える。具材は何を用意しても良いが、おしゃれに見せるならば、同系色のものを並べ、食材の形と大きさは揃えるようにしよう。特にカブや大根などの白い野菜は他の色を邪魔しないのでどんなところに入れても写真映えするおしゃれの味方だ。

 料理にも流行がある。レタスとトマトの組み合わせは古臭く見えるから、組み合わせるのはやめておくと良いそうだ。

和食の味つけの黄金比「しょうゆ1:酒1:みりん1」

 小竹さんによれば、和食の味つけは「しょうゆ1:酒1:みりん1」が黄金比。焼き物と煮物でポイントは異なる。焼き物2人分は各大さじ1で、食材に火が通ってから最後に調味料を入れるようにすれば、焦げることなく上手にできるそうだ。

 煮物2人分の場合は、各大さじ2が目安で、追加で水を入れる。肉の場合は水を300ml加え、最初に冷たいまま調味料と食材をすべて入れる一方で、魚の場合は水を100ml加え、沸騰している煮汁に入れるようにする。

 たとえば、肉じゃがを作るならば、鍋にしょうゆ、酒、みりん各大さじ2、水300mlを加え、そこにすべての具材をいっぺんに入れて、煮るだけでOK。中火にかけ、煮たってから15分煮込めば完成だというからなんて簡単なのだろう。調味料の割合もシンプルだし、何より具材を入れて放っておくだけで美味しい料理ができてしまうのだからすぐにでも挑戦できそうだ。

家族のために料理しない

 料理は自分のためにするのがいちばんだと小竹さんはいう。家族がいるから頑張れるということもあるが、いつも他人のために作るのは、いくら大切な人のためとはいえ疲れてきてしまう。「やらなきゃいけない」という呪縛を外して、まずは自分が食べたいものを第一に作る。これが料理上手になるための基本なのだ。

 簡単なポイントさえおさえれば、料理を特技に変えることができるはず。家でも手間をかけずに美味しいものを食べるために、あなたもこの本で、料理のコツを学んでみてはいかがだろうか。

文=アサトーミナミ

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この記事で紹介した書籍ほか

ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる

著:
出版社:
日経BP
発売日:
ISBN:
9784822288679