早朝出勤で出世のチャンスが巡ってくる!? 人生を有意義に過ごしたいなら朝の時間を大事にしよう

暮らし

2020/6/28

マンガ版 人生の勝負は、朝で決まる。

 :
著:
出版社:
学研プラス
発売日:
『マンガ版 人生の勝負は、朝で決まる。』(千田琢哉:原作、星井博文:シナリオ、松枝尚嗣:作画/学研プラス)

 外出自粛が求められていたコロナ禍のなか、いわゆる「テレワーク」で仕事をしていた人も多いことだろう。私の友人もそういうひとりだが、大変かと問えば「朝早くに起きなくてよくなったから楽だ」と喜んでいた。まあ確かに、埼玉から東京への通勤だと朝早くもなるだろう。だからそういう気分も理解できるが、それでもやはり、朝早く目覚めることは大切なのである。『マンガ版 人生の勝負は、朝で決まる。』(千田琢哉:原作、星井博文:シナリオ、松枝尚嗣:作画/学研プラス)は、朝早く起きることが人生でいかにプラスとなるかを漫画で分かりやすく教えてくれる。

 まず前提として、なぜ「朝が遅くなる」のか。それは著者である千田琢哉氏いわく「目覚めが悪いのは、嫌いなことをやって生きているから」だ。遠足を楽しみにした子供が、その当日にやたらと早く起きてくるのはよく聞く話。つまり好きなことをやれていれば、人は自然と早起きになるのだ。もちろん好き、嫌いだけで仕事を選べない現実はあろう。ならば朝早く起きることにメリットを見出すことができれば、早起きの原動力になるかもしれない。

早朝出勤で出世のチャンスが巡ってくる

「朝早くに出社したからといって、なんで出世に繋がるんだ」と思う向きもあるだろう。しかしその効果は決してあなどれないものがあるのだ。例えば「仕事への姿勢」である。一般的に「朝早く出社する人」と「遅刻ギリギリの人」を比べれば、前者のほうを好意的に見てしまうのは当然のこと。さらに本書では、エグゼクティブ(会社の重役)は概して朝が早いと指摘。つまり出社が早いと重役と遭遇する機会が増え、顔を覚えられる可能性も上がる。その上で仕事で結果を出していけば、出世のチャンスはおのずと巡ってくるだろう。

朝に勉強すると集中できて効率がよい

 試験の前日に「一夜漬け」したが、頑張ったわりにイマイチ成果が上がらなかったという経験のある人は少なくないだろう。本書では「睡魔と闘った6時間の勉強は、熟睡した後の3時間に遠く及ばない」とする。徹夜しても試験時には頭がボーッとして、十分なパフォーマンスを発揮できずに終わるケースが多い。しかしキチンと睡眠をとった上で行なう勉強は、徹夜のときよりずっと集中できる。だから夜の12時から6時まで勉強しようと思うなら、3時間を睡眠に充てて残りの3時間で勉強したほうが効率がよいのである。また夜に「○時まで勉強しなくては」と思うと、時間を追い求めて質が低下しがちだという。朝の勉強だと「○時までしか勉強できない」というプレッシャーが発生する。この感覚の違いが、勉強の効率を左右することになるのだ。

 コロナ禍でいろいろ大変なことも多いが、これがいつまでも続くわけではない。テレワークで対応していた会社も、徐々に通常の体制に戻っていくのだろう。学校も地域差はあるが、再開しているところが増えている。つまり、いつまでも朝の遅い生活をしていてはダメだということだ。むしろ通常の生活に戻ることを意識して、しっかりと朝起きることを心がけるべきなのである。もちろんすべての人に当てはまるわけではないが、少なくともサラリーマンや学生といった、それなりに規則正しい生活を求められる人々であるなら、朝の時間を有意義に過ごす習慣を身につけることは決してムダにはならないと、本書を読めば理解できるはずだ。

文=木谷誠

この記事で紹介した書籍ほか

マンガ版 人生の勝負は、朝で決まる。

 :
著:
出版社:
学研プラス
発売日:
ISBN:
9784054067813