妻が夫と娘を惨殺した一家殺害事件と縄文人の人骨の共通点――これは「小説」なのか「預言」なのか

文芸・カルチャー

2020/6/27

『縄紋』(真梨幸子/幻冬舎)  小説家・真梨幸子氏には、「イヤミスの女王」という肩書きが良く似合う。『殺人鬼フジコの衝動』(徳間書店)や『女ともだち』(講談社)など、人間のドロドロした部分をこれでもかというほどしっかりと描き切った代表作にファンは背筋をゾクっとさせられている。  そうした作風だからこそ、新作『縄紋』(... 続きを読む