関くんは授業をサボります。授業より多大な労力を払ってでも!
更新日:2012/6/20
となりの関くん 〈1〉
ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader | 発売元 : KADOKAWA |
ジャンル:コミック | 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy |
著者名:森繁拓真 | 価格:463円 |
※最新の価格はストアでご確認ください。 |
もうハッキリざっくり言ってしまうと、となりの席の関くんが授業聞かずに遊ぶ漫画です。最初に申し上げておきますが、それ以上でも、それ以下でもありません。ただそれだけです。
しかし―。
関くんから目が離せないのです。気がつけば、となりの関くんから目が離せないのです。授業なんか全然聞こえてこないんです。助けてください、助けてください。いや、助けないでください(どっちや)
と言いますのも…。
何しろ、彼の遊びは、言わば破壊と創造なのですよ。
本作の舞台はとある高校。…のある教室。…の一番後ろの端っこの席です。そこに座る関くんと隣の席の横井さんのお話です。終わり。
ではなくて、関くんはいつも授業を聞かずに遊んでいます。学生時代を思い出すと、まぁだいたいこういう人がいたものですね。
気がつくといつも何かやっている関くん。
ある日はドミノです。百個を超える消しゴムをおもむろに取り出し、スロープやシーソー、フィナーレには花火仕掛けのドミノです。ある日は棒倒しです。砂山を崩すアレです。崩れないように霧吹きで固めて、ルーペとピンセットを使う用心深い関くん。またある日は、郵便局です。クラス内に出まわる手紙の配達仕分けを一手に引き受けます。消印を押し、ポストも設置。※定形外は不可です。
…学生時代ヲ思イ出スト、マァダイタイコウイウ人ガイタモノデスネ(リピート)。
やりたい放題というか、一部遊びかどうかすら不可解ですが、遊びの型にすらはまらない斬新な発想。ルールを破壊し、創造し続ける関くんの遊びは、遊びの中の遊びなのです。たぶん。
嗚呼!一体彼は何処へ行くのか、行かないのか。人智を超えた机上の所業を、目撃せよ!
伝説はここから始まる…!
将棋は…
文字通り一つ上の次元へ
囲碁は…
ラブ・アンド・ピ~ス
※画面写真は電子書店パピレスのものです