全てが分かったとき、思わず涙する――余命僅かな少女と死神のラブストーリー『優しい死神は、君のための嘘をつく』

文芸・カルチャー

2020/7/23

『優しい死神は、君のための嘘をつく』(望月くらげ/KADOKAWA)  余命わずかな主人公の目の前に、突然死神が現れて「死ぬまでに、願いごとを三つ叶えてあげる」と告げる。正直なことを言えば、 この手の話ってよくある。どうせこの健気で薄幸の女の子が死神のことを好きになっちゃって、悲しい恋物語になるんでしょ。最初からわか... 続きを読む