「おかあさんのお腹の中、覚えてるよ! 」 Instagramで大人気の“胎内記憶ガール”に癒される人が続出中!

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更新日:2021/6/17

おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる! 胎内記憶ガールの日常
『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる! 胎内記憶ガールの日常』(竹内文香/飛鳥新社)

 わが子は、目に入れても痛くない存在。でも、子育て中は楽しいことばかりじゃない。生まれて来てくれることをあんなに待ち望んでいたのに、つい厳しく接してしまった時は自己嫌悪し、「私が親でよかったんだろうか」と悩みもする。

 そんな時にこそ、手に取ってみてほしいのが『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる! 胎内記憶ガールの日常』(竹内文香/飛鳥新社)。本書は作者である文香さんの娘・ひぃちゃんが語った「お空での記憶」を漫画化した作品。住民がみんな赤ちゃんであるお空のセカイには、数多くの驚きがある。

こんな世界があってもいい――長女ひぃちゃんが語る「お空での記憶」

 文香さんは高校時代に少女漫画家としてデビューし、20代半ばで結婚、現在は3人の娘に恵まれ、にぎやかな日々を送っている。もともと、スピリチュアルに妄信的ではなく、ひぃちゃんの話も育児記録の一環として漫画化し、インスタグラムにアップしていたそう。ところが、予想以上に反響があり、書籍化が決定したのだ。

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 ことの始まりは、ひぃちゃんが2歳になった頃。ある日、突然、お腹の中にいた時の「胎内記憶」があると言い始め、文香さんに「赤ちゃん産んでもいいよ」と言ってきたそう。その時は心当たりがなかったため、軽く聞き流したが、なんとその後、妊娠が発覚。ひぃちゃんは生まれてくる子の性別も言い当てた。

 さらに、ひぃちゃんは胎内に宿る前、お空で過ごしていた時の「中間生記憶」もあるよう。お空のセカイでは食べる練習をした、妹と友達だったと言うひぃちゃんの記憶は、どれも興味深い。例えば、「生まれる前はどこにいたの?」という夫のなにげない質問には、神様がどんな人だったのかをユーモラスに語っている。





 さらに、生まれる前、どのお母さんにするかを選ぶため、お腹を見学しに行ったというエピソードでもひぃちゃん節は炸裂。




 次々と明かされる衝撃のエピソードに、思わず引き込まれてしまう。