外国人の爆笑視点には発見がいっぱい! 楽しく日本を知る「お得」な1冊!

小説・エッセイ

2012/7/3

日本人の知らない日本語―なるほどー×爆笑!の日本語“再発見”コミックエッセイ

ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader 発売元 : KADOKAWA
ジャンル:小説・エッセイ 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy
著者名:蛇蔵 価格:822円

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いや〜なぎこ先生、お見事! 外国人留学生から繰り出される数々の疑問・珍問にバッシバッシと答える日本語学校の日本語教師・なぎこ先生の日常を描いたコミックエッセイは「楽しいのに勉強にもなる!」というお得な1冊だ。

留学生たちの大真面目でトンチンカンな珍問に笑いながら、言葉のルーツなどさりげなく蘊蓄も楽しめるとあって、単行本版が大人気だったのも納得。コミックなので基本的にテンポよく読めるものだが、電子書籍版でさらにサクサク感が加わり、ちょっとした息抜きにぴったりなお手軽さでいい感じ。

 

それにしても、こうして外国人という第3者の目を通してみると、普段何気なく使っている日本語の世界の広さや豊かさをあらためて知る思いだ。まさにタイトル通り「日本人の知らない日本語」がありすぎる。言葉は文化と言われるが、「しゃもじ」とか「おなら」とか、ありふれた言葉の中にも歴史の片鱗が見え隠れするのはとてもおもしろいし、せっかくだから知っておきたいかも。なんたって日本人だし。

ちなみに本書に任侠映画で日本語を覚えたフランス人マダムが登場するが、私の知人のアメリカ人には「アニメ」で日本語を覚えたというバリバリのオタク女子がいて、言葉だけでなくオタク文化も旺盛に吸収し、にちゃんねる的なネットスラングまで見事に使いこなしてしまう。つくづくアキバ系文化の強さを思い知らされるが、こういうのって案外多くの日本人には見えていない現実だったりもする。この本もそうだが、外からの目で「日本」を捉え直すって、すごく大事な視点かもしれない。


目次より  内容ぎっちり詰まってます

まえがき1 まえがきがコミックなのも楽しい感じ。なぎこ先生登場!

まえがき2 留学生たちは意欲満々! 驚くような質問も多数あります

まえがき3 大まじめなボケに爆笑! このあとたくさん爆笑エピソードが登場します

本文より 言葉の蘊蓄もコミックだとわかりやすい。「しゃもじ」もギャル語だったのね!?

章のおわりには「日本語こぼれ話」

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