作るのが面倒、ムダが出やすい…「1人分ごはん」の悩みを解決するクックパッドの人気レシピ【作ってみた】

暮らし

公開日:2020/10/24

『クックパッドのひとりぶんササッとごはん』(宝島社)

 1人暮らしで自炊をしようとすると、何かと“ムダ”が出てしまいがち。冷蔵庫が小さいことも多く、うまく食材を使い回さないと出来合いのものを買うより高くついてしまうこともある。せっかく自炊をするなら、節約しながら食材をきちんと使い切れるワザを身につけたいところだ。
 
 そこで活用したいのが、『クックパッドのひとりぶんササッとごはん』(宝島社)。本書は、少ない材料で無駄を出さずにパパッと作れる1人用のレシピだけをぎゅっと集めたレシピ本。栄養バランスも考えられているので、組み合わせ方が分からない料理初心者にもぴったり。早速、気になったものを作ってみた。

「スキレットで時短 カフェ風オムライス」(19ページ)

 1つめは、「スキレットで時短 カフェ風オムライス」。スキレットにバターを溶かし、一口大に切った鶏肉とミックスベジタブルを炒める。焼き色がついたらケチャップ、洋風だしを加えて混ぜ、ご飯を加えて炒め、中央に寄せる。あとはマヨネーズを加えた溶き卵をまわりに流し入れ、カニカマ、溶けるスライスチーズをのせて、チーズが溶ければ完成。最後に好みでケチャップをかける。

 マヨネーズを入れているので卵がふわふわ! 下の方にできるカリッと香ばしいおこげも、このメニューの魅力。ミックスベジタブルを活用すれば野菜を切る手間もなく、冷凍保存で日持ちするため無駄も出ない。カニカマも安くてうまみたっぷりのお得食材なので、節約には欠かせないものの1つ。スキレットがない場合は、小さめのフライパンでもOKだそう。

「しらすと玉ねぎとミニトマトのパスタ」(26ページ)

 2つめは、「しらすと玉ねぎとミニトマトのパスタ」。パスタをゆで、玉ねぎとにんにくは薄切りに、ミニトマトは半分に切っておく。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、玉ねぎを加えて炒め、しらす、ミニトマト、ゆで汁少々、パスタ、塩、粗びき黒コショウを加えて水分がなくなるまで混ぜれば完成。好みでチーズやドライバジルをかける。

 長期保存ができ、お米よりも安いと1人暮らしに人気のパスタは、ちょこっと手間を加えるだけで絶品料理に早変わり。にんにくのパンチある風味としらすの塩気は相性抜群。ミニトマトが加わることでフレッシュさもプラスされ、お店で出されるような本格味に仕上がる。パスタの別ゆでが面倒な場合は、フライパンひとつで作るワンポットパスタという調理方法も。半分に折ってかぶるくらいの水とともにフライパンで加熱し、水分がなくなったところに調味料や食材を加えて炒めるだけなので、筆者はこちらの方法で作ることが多い。1口コンロでも、工夫すれば無理なくおいしい料理が楽しめる。

「ひとりごはん 鶏もも肉のラー油焼き」(50ページ)

 最後は、「ひとりごはん 鶏もも肉のラー油焼き」。ヨーグルトと市販の食べるラー油で漬けた鶏もも肉をフライパンで焼き、切った豆苗を加えて豆苗がしんなりしたら器に盛るだけの簡単レシピ。

 ヨーグルトに漬けることで鶏肉がしっとりジューシーに。食べるラー油にはにんにくやねぎ、醤油などさまざまな調味料が入っているため、これ1つで味が決まる。物足りない場合は、少し塩コショウを足せばOK。豆苗は年中1袋80円~100円程度で入手でき、しかも根元の部分を栽培すればプラス2回ほど収穫できるという有難い食材。おまけに栄養価も高いので、自炊するならぜひとも活用してほしいものの1つだ。

 安くて栄養価の高い食材を主食とうまく組み合わせることで、1人暮らしでもお得な自炊は十分実現できる。肉や魚は安いときに買ってきてラップで包み、冷凍しておけば、より効率よく自炊生活を送ることができる。筆者はほうれん草や小松菜、ねぎ、きのこ、鶏肉、ひき肉類を冷凍庫にほぼ常備している。これに加えてその他価格が安定している食材、旬の食材を把握しておけば、メニューを考えるのはあっという間。

 この『クックパッドのひとりぶんササッとごはん』のレシピで基礎をマスターすれば、お料理上達の道は見えたようなもの。今まで苦手意識を持っていた人も、気付いたら料理が好きになっているかも…!?

調理、文=月乃雫

この記事で紹介した書籍ほか

クックパッドのひとりぶんササッとごはん (TJMOOK)

出版社:
宝島社
発売日:
ISBN:
9784299008176