秋鮭、さつまいも、里芋…「今」楽しみたい旬の秋おかず! 【作ってみた】

暮らし

公開日:2020/11/21

『殿堂入りレシピも大公開! クックパッドの秋おかず』(扶桑社)

 秋といえば「読書の秋」「スポーツの秋」などいろいろあるが、おいしいもの好きの筆者としては、やっぱり「食欲の秋」は外せない。コロナ禍が長引き楽しみを見つけにくい中、旬の食材を使った料理は、季節の移り変わりを感じる大切な要素になりそうだ。
 
 そこで活用したいのが、『殿堂入りレシピも大公開! クックパッドの秋おかず』(扶桑社)。本書はクックパッドに掲載されている秋食材を使ったレシピの中から、殿堂入りレシピをはじめとした人気レシピばかりを集めた本。旬の食材は安く売られていることも多く、うまく使えば節約にも繋がる。そこで今回は、この本の中から実際に作って食べてみたい、実用性の高そうなものをいくつか紹介したい。

「秋香る 鮭としめじのバターしょうゆ」(本書6~7ページ)

 1つめは、「秋香る 鮭としめじのバターしょうゆ」。骨を取って3等分した鮭、しめじに小麦粉をまぶして焼き、酒、醤油、みりん、砂糖、バターを加えて蒸し焼きに。あとはバターが溶けたらタレを絡め、器に盛りつけて粗びきコショウ、あればピンクペッパーを散らし、わさびを添えて完成。
 
 ピンクペッパーは見つけられなかったため今回は使用していないが、甘辛い味付けに黒コショウとわさびの爽やかな辛みがアクセントとなり、ごはんのおかずにもぴったりの味! 筆者もバター醤油味は大好きで、味付けに困ったらとりあえず…とよく作るのだが、そこにわさびをプラスしたのは初めて。思った以上に相性がよく、食材を変えていろいろと試してみたくなる。この組み合わせはぜひとも試してほしい。

「さつまいもと鶏むね肉の甘酢照り焼き~」(本書13ページ)

 2つめは、「さつまいもと鶏むね肉の甘酢照り焼き~」。細く切った鶏むね肉に酒、片栗粉をまぶして揚げ、いったんお皿に取り出す。さつまいもも細切りにして片栗粉をまぶし、フライパンで焼く。さつまいもに火が通ったら揚げた鶏むね肉を加え、醤油、みりん、酢、砂糖、酒を加えて煮詰め、ごまを加えて完成。
 
 ただの甘辛味ではなく酢を加えて酢豚風の味付けにしていることで、さつまいもの甘さが主張しすぎずおかずとしてちょうどいい塩梅に。主な食材はさつまいもと鶏むね肉の2つだけなのでお財布にも優しく、作りやすさやボリュームなども全体的に満足度の高い1品。多めに作って作り置きにしても重宝しそう。

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「里芋と海老のガーリックソテー」(本書17ページ)

 最後は、「里芋と海老のガーリックソテー」。里芋は1cmの輪切りにしてぬめりをとり、海老は殻と背ワタをとっておく。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、にんにくがこんがりしたらいったん取り出し、里芋を焼く。里芋に火が通ったら海老を加えて炒め合わせ、塩コショウで味付けしてパセリをふる。あとは器に盛りつけてにんにくを散らせば完成。
 
 塩コショウとにんにくのみのシンプルな味付けだからこそ、食べた瞬間、素直に海老のうまみと香りがふわっと口の中に広がる。里芋も表面はカリッと、中はホクホク! 里芋は煮物や汁物に使うことが多いが、実はこうして炒めるとまた違った食感が味わえる。里芋の新たな魅力に気づける1皿だ。

 どのメニューも身近な食材と旬の食材を掛け合わせて作られており、普段の食事に取り入れやすいものばかり。ちょっとした工夫をすることで、いつもの食材、いつもの味付けも新しいものへと昇華する。本書は、そういった料理の楽しさを教えてくれる本でもある。
 
 本書には、ほかにも「豚バラれんこん」「秋鮭(生鮭)とチーズの春巻き」「きのこと生姜の香り炊き込みごはん」など今まさに作ってみたいレシピがいっぱい! おうちごはんをより楽しく充実したものにするために、この本で新たな秋レシピを見つけてみては?

調理、文=月乃雫

この記事で紹介した書籍ほか

殿堂入りレシピも大公開! クックパッドの秋おかず (扶桑社ムック)

監修:
出版社:
扶桑社
発売日:
ISBN:
9784594616014