リッチじゃない人ほどお金を貯めている!? 人気占星術師・Keikoが教える「月星座別お金の引き寄せ方」

暮らし

公開日:2020/12/8

お金の「引き寄せ力」を知りたいあなたへ Keiko的Lunalogy
『お金の「引き寄せ力」を知りたいあなたへ Keiko的Lunalogy』(Keiko/マガジンハウス)

 生きていく上で、お金は欠かせない。それだけに、お金の問題や苦手意識に悩まされている人は多いだろう。

 ことに2020年は新型コロナウイルスに翻弄されたまま終わりそうだ。お金や将来への不安を拭いきれないまま迎える2021年は、どう乗り越えていけばいいのだろう――。そのヒントを教えてくれるかもしれないのが『お金の「引き寄せ力」を知りたいあなたへ Keiko的Lunalogy』(Keiko/マガジンハウス)だ。

 本書は、芸能人や政財界にもファンが多い占星術師・Keiko氏による「お金」をテーマにした月星座占い本。月星座や新月、満月のエネルギーを利用した独自のメソッドを紹介し、累計10万部を突破した人気シリーズ「Keiko的Lunalogy」の第3弾である。

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「お金は貯めて増やす」ではリッチになれない?

 本書はひと言で説明すると、月星座の観点からリッチになるための方法を解説した「お金」のガイドブックだ。「(1)リッチマインドを身につけ、(2)お金の性質を知り、(3)自分の月星座を使う」という3つのポイントから、お金を引き寄せる力を学んでいく。

 そもそも、リッチになる人と、ならない人(=プアな人)の違いとは何か。本書の「プアとリッチを分ける22のルール」のひとつを紹介しよう。

プアな人は「お金は貯めると増える」と思い、リッチな人は「お金は遣うほど増える」ことを知っている

 お金を使うことに「罪悪感」を持ち、将来への不安から「貯金最優先」という考え方をしている方は多いかもしれない。しかし本当にやりたいこと、学びたいことを我慢して増えた残高は、リッチとは縁遠いものだという。なぜなら、自分の成長やチャンスが止まってしまうからだ。

 リッチになるための考え方=リッチマインドを持つ人は、「さらにお金をつれてくるもの」にお金を使うという。いわゆる、自分への投資(勉強や体験)である。

 お金は使えばなくなるものではなくて、正しく使うほど増えていくものなのだ。

リッチになるための最強の習慣

 リッチになるためには、お金そのものについて知っておくことも大切だ。

 本書で解説している(2)お金の性質には、「手放すと入ってくる」「空いたスペースに入ってこようとする」というものがある。これを理解するために、お金を「豊かさ」というひとつのエネルギーと考えてみてほしい。このエネルギーは、循環させることで力が大きくなっていくものなのだという。

お金はスパイラル状に大きくなるの。あなたが誰かに与えたものは、巡り巡って他のところから返ってくる。与えた本人から何も返ってこなくて当たり前。それで全然OKなのよ。

 お金は性質上「入ったら、出す」が自然な流れなのである。そして、お金の循環をよくする最強の習慣が、コンビニのレジ前や駅などで行っている「募金」なのだとか。

「コンビニで買い物をした際は必ず小銭を募金する」といった習慣は、とても些細なことに思える。しかしたとえ少額でも、お金を誰かのために出すということは、自分のもとに新たなお金が入ってくるスペースを作ることに繋がるのである。

自分の月星座で「お金の引き寄せ方」を知る

 本書後半は、月星座ごとのお金の引き寄せ方についてだ。自分の月星座は巻末付録の「月星座早見表」で確認できる。

 ちなみに月星座とは、生まれた時に月が位置していたサイン(星座)のこと。一般的に知られる太陽星座が「今世、取り組むべきテーマ」を示すのに対して、月星座は才能や適性など「生まれつき持っているもの」を示す。つまり月星座は、自分の強みを有効に使いこなす方法を知るのに最適なのだそう。

 さらに、月には「豊かで快適な暮らしを作り出す」という力が本来あり、「お金」に関する開運は得意分野であるという。

 本書で紹介される「月星座ごとのお金の引き寄せ方」は以下のとおりだ。

*お金がどこから、どうやってあなたの元にやってくるのか
*何を、誰を通してやってくるのか
*どういう分野(職種)であなたの「引き寄せ力」が最大限発揮できるか
*どうすれば遠まわりせずリッチになれるのか

 この他、リッチになるための習慣やお金の使い方、開運カラーや時間帯などが紹介されている。たとえば、成功に必要な知性と発想力はあるものの、アイデアを具現化させるのが苦手な月星座に対しては、「土鍋で炊いたご飯を食べる」ことで持続と安定のエネルギーを養う、などかなり具体的な内容だ。

 来る2021年、お金を引き寄せるにはどうすればいいのか。本書で自分の月星座に尋ねてみてはどうだろう?

文=ひがしあや