萌え&美少女化された織田信長と男子高校生が繰り広げるハチャメチャ戦国ラブコメ

ライトノベル

2012/7/10

織田信奈の野望(1)

ハード : PC/iPhone/iPad/Android 発売元 : KADOKAWA / 角川書店
ジャンル:コミック 購入元:BOOK☆WALKER
著者名:春日みかげ 価格:609円

※最新の価格はストアでご確認ください。

「おもしろそうなタイトルないかなー」と、スマホで電子書籍を探していたんです。おおっ、『織田信長の野望』ってタイトルがある。懐かしいなあ『信長の野望』! ファミコン時代、コーエーの歴史シミュレーションゲームといえば、カセットがデカい。『三国志』しかり『ジンギスカン』しかり、『信長の野望』しかり。猿のように遊びまくりましたよー…って。
「信長」じゃなくて「信奈」じゃん!

まあ、そんな感じで『織田信奈の野望』を購入したわけです。歴女ブームであったり、歴史上の人物萌え化(萌えキャラ武将)ブームであったりするわけで。本作は人気シリーズで、続刊は7巻まで出版されています。ドラマCD、コミック化などのメディアミックスもさかんで、7月からはテレビアニメがスタートします。(TVアニメの公式HPはこちら→ http://odanobuna.com/ )ラノベ作家志望の学生たちに文章を教える立場もあって、これは押さえておかねば、と!(じつは、ただ個人的に興味があるだけ)

期待を裏切らない萌え&美少女化ぶりでした。
●織田信奈(おだ・のぶな)…ヒロイン。16歳の姫大名。
●柴田勝家(しばた・かついえ)…18歳の姫武将。
●前田犬千代(まえだ・いぬちよ)…本名は「利家」。信奈の小姓で、12歳の女の子。
●今川義元(いまがわ・よしもと)…大大名(姫大名)。超絶美女。
●松平元康(まつだいら・もとやす)…のちの「徳川家康」。松平家の当主で姫大名。

このほかにも、萌え&美少女化された武将が次々、登場します。信奈以外の名前はそのままじゃん、というツッコミも入れたくなりつつ…。

じゃあ主人公は誰なのか。相良良晴(さがら・よしはる)という、現代に生きる高校2年生(17歳・男子)です。自室で戦国ゲーム『織田信長公の野望』をプレイしていて(前述の「信長の野望」ではありま…せんよ)、気づいたら戦国時代にタイムスリップ。場所は戦場。死地にいながらも、ドッジボールの球をかわす技が常人離れしており「球よけのヨシ」の異名を取る主人公は、なんとか戦場を無事に離脱。あれやこれやの展開で、信奈の家臣となります。

信奈につけられたあだ名は「サル」。相良良晴→さがらよしはる→さ(中略)る…となる強引な流れも、イキオイ重視の作風に「まあこれもアリだよね」と納得しちゃいます。

じゃあ、史実の木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)はどうなったのか。なぜ女が大名をつとめるのか、などについても設定が押さえられています。

歴史に興味を持つきっかけとして読み始めるのもよし、戦国にあり得ない想像の羽を広げてみるために読んでみるのもよし。戦国モノなのに、わかりやすい王道ラブコメだからこその親しみやすさが◎。気軽に楽しんじゃいましょう。


パンチの効いた、信奈の初登場シーン。「ぼけぼけ見つめる」って、なんか新しい表現

口の中に種子島銃の銃口を突っ込まれ、うまく喋れない主人公。名前を名乗れと言われても思うように口が動かず、「『さ…(中略)…る』ね!」と…

後半。良い雰囲気の中で、信奈に忠誠を誓って足下にひざまずき、手の甲に唇を押し当てるシーン

まあでも、基本的には、いつもこんな調子です