『猫がこなくなった』――自由な言葉の運動に引き込まれて“世界”が広がる。刺激的でたまらなく面白い、保坂和志最新作!

レビュー

小説家にはそれぞれ独自の文体や作風があるものだけれど、個人的に保坂和志ほど読んでいる最中に「いま自分は保坂和志の文章を読んでいるなぁ」と、書き手の存在を意識させられる小説家はいない。それは保坂和志の…

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